〈偶戯を巡る〉は、人形遣い・人形美術家の長井望美と戯曲作家・演出家の藤原佳奈が、人形芸能のルーツを辿り、取材とその報告、試演実践を重ねながらそれぞれの上演へ歩みを進める場として立ち上げました。 以下は、〈偶戯を巡る〉第一回目の試みとして人形操りのルーツと言われる東北の民間信仰オシラサマを取材した7日間の記録ノートです。週一回月曜更新予定です。 オシラサマを祀つていた家の主婦たちの個性…ひととなりや家庭の雰囲気を彷彿とさせられる。宮古市 北上山地民俗資料館に展示された川井地域のオシラサマ。 オシラサマを辿る東北取材ノート〈6日目後編〉 2024年6月28日(金)取材Day6. 恐山(青森県むつ市…