世界平和への祈りをこめて、百花繚乱の茶会を 開きました。 寄り付きには 常信斎 「群燕ノ図」を。 寄り付き 本床には 「萬国春」三宅 康高 三河田原藩四代藩主。田原藩三宅家七代。 花開万国春 はなひらきてばんこくのはる 春の爛漫さを象徴し、大雅に限らず好まれてよく揮毫される句。 臨済宗の名のもととなった唐時代の禅僧 臨済義玄の語録 『臨済録』の一節 本床 其の二 山の花々を投げ入れた様に、久留米躑躅と白山吹を 油滴天目 花瓶へ 「昭和百萬塔 香合」大野 可圓 百萬塔とは、天平年間称徳天皇が国家安穏を願って百萬基 作らせたことから、この名がある。 釜は「肩七宝 透木釜」佐藤 清光 炉縁は 高台寺…