理屈が正しくても、おもしろくないものはおもしろくない。 *** さいきん、真空管アンプからの流れで父がハイレゾ音源にとりつかれてしまい、寝ても覚めてもDACだのNASだのとうわごとのように呟いている。その流れでハイレゾCDを聴いてみようということになり、これまた図書館の在庫をしらべたら、マニュエル・ゲッチングの『Inventions for Electric Guitar』というアルバムに行き当たった。 さっそく聴いてみると「こんなのができたらおもしろいだろうな」というサウンドが自分の想像の1000倍高いボルテージと持続力で展開されていた。半世紀前の作品である。 いやまあ、愛聴しようとは思わん…