前回までの記事で機械学習用データとして分子体積データの算出について紹介してきました。今回は分子体積データを活用した屈折率のデータ作成について紹介します。 分子の屈折率ですが、ローレンツ・ローレンツ式を用いることで分子体積と分極率データから算出することができます(Ref 高分子論文集 , Vol. 66, No. 1, pp. 24―30 (Jan., 2009)など)。分子体積は前回までの手法で算出でき、またQM9のデータには分極率の計算データも記載されていますので、これらのデータを活用して屈折率のデータベースを作成してゆきます。 import pandas as pd import re f…