シャンテシネにて『異端の鳥』 観終わって1時間以上経つのにまだ動悸がおさまらない。多分しばらくダメ。 各章につけられている人物の名前。最初の章はマルタで地名かな?と思ったけれど次の章でそれが名前だとわかる。でもその名前を誰も呼ぶことがないのに徐々に誰かわかって来て、終わり、また新しい章がはじまる。ああもう、ああ、章がまだ続くのかってなる。 少年は最後まで自分の名前を言うことはなかった。少年はまさに「色を塗られた鳥」で、本来の少年に戻れたラストにその名前が明かされた。 少年(ペトル・コトラール|PETR KOTLAR)が受ける差別や理不尽にもほどがあるだろうと思うくらい残酷だった。戦争がここまで…