まえがき C++で任意のデータをシリアライズするためのクラスの実装方法を紹介します。 今回は前回に引き続き任意のデータ型(クラス/構造体)に対してシリアライズできるようにする方法について説明します。 ソース一式はGitHubで公開しています。 前提条件 今回実装したソースは以下の環境でビルド、動作確認しています。 OS Ver Compiler Remarks Windows 11 Visual Studio 2022(C++14) 実装 ユーザデータ型定義 まずは、ユーザが使用する任意のデータ型を定義します。 今回はサンプルとして、プリミティブ型、STLコンテナ型、列挙型、構造体型でそれぞれ…