平成11年にソニーとフィリップスが開発した高音質CD規格、略称SACD、従来のCDとは基本的に別物。
12cmの銀板に4.7GB、109分のデータを収録することが出来る。
そのデータはPCMではなく、ΔΣ変調機のデータを直接扱うDSD方式で記録され、サンプリング周波数2.8224MHz、1ビットストリームで記録され、理論上のダイナミックレンジは120dB、周波数特性100KHzという超高音質を実現している。
基本的に従来のCDプレーヤーでは再生できないが、従来のCDプレーヤー用の音声データを張り合わせたハイブリッドディスクも出回っている。
このCDには物理的複製を困難にするためディスク上に透かしを入れる「クォータマーク」や音声データの暗号化するなどの機能が付いている。