前回の続きです。 楽曲の骨格となるビートルズの演奏は極めてシンプルですが、オーケストラがなかったとしても楽曲が成立するくらい、それぞれの楽器が存在感を放ってます。ジョンが弾いているアコースティック・ギター(多分J-160E)は、トリッキーなことをしている訳ではありませんが、ストロークと音色だけで我々を楽曲の世界に引きずり込みます。ポールが演奏しているピアノは、よく聞いてみると休んでる箇所も多く、ここぞというタイミングで絶妙なフレーズを鳴らしています。楽曲全編に漂う不穏な雰囲気は、大方ポールのピアノの仕事と言ってよいでしょう。ポールはベーシック・トラックでピアノを演奏し、後からベースをオーバーダ…