上條淳士・著の漫画。週刊少年サンデー連載。
インディーズパンクバンドのヴォーカルである主人公・トーイが、敏腕プロモーターに見いだされ、アイドル歌手としてデビューしてゆく過程を描く。
「ホコ天文化」まっさかりで「インディーズ」という言葉も定着していなかった80年代に、芸能界神話までも織りまぜられた旬なテーマとスタイリッシュな画風。サンデーに週刊連載されていたとは一見思いも寄らない。そのオリジナルな作風は多くのフォロワーを生んだが、その後上條淳士は完璧主義が嵩じてか急激に寡作な作家になってゆく。