w.o.d.およそ2年ぶりの新作『LIFE IS TOO LONG』。かつてない混乱に陥った時代の空気を確かに捉えつつ、その根底は揺らぐことなく「お!今回もやってんねぇ!」という安心と信頼の爆音が詰まっている。 一方でサウンド、歌詞、メロディー、どこをとってもこれまでよりずっと多様な表情が見られ、w.o.d.がバンドとして確かな成長を遂げていることもはっきりと感じる。今回は全曲レビューという形で、「衝動」だけでは説明しきれないそれぞれの曲の魅力に入り込んでいく。 1.Hi,hi,hi,there. 初っ端のベースの轟音だけで「これこれぇ!」となれる1曲目。2分にも満たない短い曲だが、聴きどころ…