15(Sun). May. 2022 映画祭や時機を捉えたニュースについて日曜日は解説していきたい。 カンヌ国際映画祭も間もなく開幕を迎え、是非当ブログでも取り上げたい所ではあるのだが、何よりも先ずWokenessという言葉を紹介しない訳にはいかないだろう。 本日のテーマは、日増しに混迷を極めるWokenessを取り巻く現状と、それに付随する映画業界の変革、そしてその様な重大な議論が全く日本では取り上げられていないことに対する問題的である。 Daniel Kaluuya in Get Out (2017) Woke vs Broke woke (目覚めた状態でいる) のか、それともbroke …