大きな研究連合,忘年会

今日は研究室の忘年会なので,いつもより少し早めの時間に書きます。


土曜日の講演会,まあまあでした。が,修論発表会であんな適当な話し方をしていてはダメでしょうから,まだまだ練習しなければならないなという感じです。
他大学の先生がこられると,やはり刺激になります。身内ばかりでは気づかない指摘をされ,ドキリとさせられます。こういった刺激が,科学を発展させていくのではと,考えています。
最後に一言話すように言われたので,次のように言っておきました。


松本大学の方と一緒に研究会をできたことはものすごく私たちにとって大きな進歩だと思います。でも,まだまだ足りないと思います。物理学,医学,工学,繊維学,一見関係のなさそうなあらゆる分野の力を総合して,長野県から素晴らしい研究を発表できたらと思います』

私は思うのですが,農学部単体でやっていくのはもはや無理ではないでしょうか。農学だとか,理学だとか,医学だとか,意味もなく科学の分野を分けるのはおかしいと思うのです。科学は相互につながってさらに進化できると思うのです。そして,統合できるほど今は技術も理論も進化しつつあるのではないかとも思うのです。いろいろと困難な点もあるかと思いますが,繊維学部や理学部と完全に合流してしまうのもひとつの手ではないかとも思います。

実際,一気にいろいろな学部を統一するのは現実的に無理だと思いますが,学部を超えた合同研究というのは,信州大学農学部ではあまり聞きませんが,当然のように今では行われています。
むしろ信州大学の中だけで足りないなら,他大学,あるいは世界の研究機関と一緒に知恵を絞る必要があります。


ということで,これから忘年会です。もうそんな時なのかと驚きます。
自分の研究について書くといってましたが,今日は時間がないから無理でした。