横浜ベイスターズのマジックを点灯させてみようじゃありませんか！！

さてもう今年も9月に入り、世間の強豪プロ野球チームは早くもマジック（リーグ優勝のマジックナンバー）を点灯させていますね。
……でもわが横浜ベイスターズには、どうやらいつまで待っても何も点灯しなさそうです~~（最下位マジック？　何それおいしいの＞＜）~~。われわれだってほんの数ヶ月前まではマジックぐらい平気で点灯させる気でいたのに、大変残念でございます。
そんな弱小チームのファンが発する定番の自虐ギャグに、「マッキーに電球仕込もうぜ！」というのがあります。説明するまでもありませんが、「マジックナンバー」の略称「マジック」と、「マジックインキ」の略称「マジック」をかけているのです。もっとも「マジックインキ」は寺西化学工業が製造している油性ペンの商標だそうで、「マッキー」はゼブラ株式会社製のペンであるために、厳密にいえばマッキーに電球を仕込んでもマジックの点灯にはならないような気もしたんですが、これは「ホッチキス」や「写メール」のように商標が一般名詞として定着した例で、もはや世間では油性ペン全般のことを普通に「マジック」と呼んでいるのですから問題なしということで！

もう使えないマッキー

という訳で、職場でちょうどインク切れになった青いマッキーを持って帰ってきました（というかこれを捨てようとしてふと眺めていたら、電球を仕込みたくなったのですｗ）。

フェルト製の芯は、「太」も「細」も引っ張ると簡単に抜けました

電球を仕込むために、まずは芯（ペン先）を抜いてみましょう。当然ですが、マッキーを分解するのは初めてです。「多分この胴体の中に青インクを染み込ませた綿かなんかが入っているんじゃないかと想像するので、それを細長いもので突付きだせば恐らく中が空になるはず」という適当な計画！

中には、インクが染み込んだ綿を詰めたカートリッジが入っていました。なるほど、こういう構造なんですね。便利なマッキーがこんな単純な作りだとは！　しかし発明された当時は画期的だったんでしょうし、インクの成分などが絶妙な使いやすいバランスになるよう研究されているに違いないです。シンプルイズベストがロングセラーの秘訣ですね（適当）。

イチローはすごいですねほんとｗ

キーホルダー状になっていたので、まずはキーホルダー部分をニッパーで切り落として……
ゴー！
　あり？

細すぎの図

ゴリゴリ！（ちなみにこういう大工仕事系の工作は不得手です＞＜）

どうにか切り落とせました。これでペンライトがマッキーの胴体にすっぽり収まります。でもこのままではペンライトのスイッチのオンオフ（ノック式ボールペンのように、ペンライトの尻をカチカチ押す方式）ができないので、そこらへんにあった割箸を短く切り、ペンライトの尻にガムテープで接続してみます。

割箸を切って……
ジョイント！
でけたー！！

「細」のほうから飛び出た割箸をカチカチとノックしたら、ちゃんと点いたり消えたりしましたよ！

よし、ついにマジックに電球を仕込むことに成功！　……しかし、これではただの「光るマジック」であって、ベイスターズとは何も関係がありません。ベイスターズ・マジックに改造しましょう。

ちゃんとヨコハマ＜優勝＞と書きましたｗ

印刷完了！

そして……

「監督、ついに……遂にやりましたね！！」「ああ、お前たちのお陰だ！！！」

もうこのセ界に暗黒などない！！　……はず……

……イチロー MLB通算2000本安打おめでとうー！　横浜はなんだその、とりあえずマジックが点灯したから満足ということでｗ
しかし正直、予想よりもちゃんと完成して良かったです。黄色のマッキーとかでもうちょっと丁寧に阪神バージョンでも作ったら、ジョークグッズとして300円ぐらいで売れるかもしれないとさえ思いましたｗ

マジック点灯に感激してカチカチするもいやがられる横浜ファンの図