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京王新線

(地理)
けいおうしんせん

京王新線とは、京王電鉄京王線の路線別複々線区間(新宿駅−笹塚駅間)のうち、緩行線の通称。急行線のほうは単に京王線という。
現在は両線とも笹塚駅付近を除き全て地下線であるが、1978年10月31日に京王新線が開通した当時は京王線の地下線は新宿から初台までで、旧幡ヶ谷駅は地上にあった。1983年には京王線地下線も笹塚の手前まで延長された。

駅番号 駅名 読み 乗り換え
KO01 新線新宿駅 しんせんしんじゅく 都営新宿線方面(直通)、都営大江戸線
中央・総武緩行線、中央快速線、山手線、埼京線、湘南新宿ライン
小田急小田原線、西武新宿線、東京メトロ丸ノ内線
KO02 初台駅 はつだい
KO03 幡ヶ谷駅 はたがや
KO04 笹塚駅 ささづか 京王線方面(直通)

新線新宿駅

京王線新宿駅はJR新宿駅西口の地下にJR線・小田急線と並んで設置されているが、京王新線の列車はこの駅には発着せず、JR線に直交する形でJR線西側の甲州街道直下に設置された通称「新線新宿駅」に発着する。位置的にはほとんど別の駅であるが、一応、京王線新宿駅3番ホームと新線新宿駅コンコースの間には改札内の連絡通路が設けられている。

途中駅

両端の新宿駅・笹塚駅のほか、途中に初台駅・幡ヶ谷駅の2駅がある。これら2駅は従来京王線上にあったものを、京王新線開業時に新線に移転したものである。京王線の列車は各停といえどもこの2駅には停車しないので、初台駅・幡ヶ谷駅へ行きたい場合は必ず京王新線を利用しなければならない。特に初電・終電は初台駅・幡ヶ谷駅利用者に配慮し、新線新宿駅始発で運転される。

都営新宿線との相互直通運転

京王新線は新宿駅を介して都営新宿線と相互直通運転を行っている。都営新宿線の列車の多くは京王新線に乗り入れて笹塚駅・橋本駅方面まで運転されており(京王線の初電・終電など、ごく希に新線新宿駅発着となる電車もある)、運行系統上、京王新線は都営新宿線とほぼ一体化されている。ただし乗務員は新宿駅で交代する。

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