高尾山 その3

前回は不思議な不思議童子
哲学科を出たのに聞いたこともない。誰よそれ。何?創作?
位の勢いで書きましたが、とんだ赤っ恥。
テキストに載ってたので詳細を。
不思議童子とは不動明王の眷属、三十六童子の一人(一尊?)で、「一切の邪念をなくした心」を表すとのこと。
負け惜しみではありませんが、不動明王の眷属がよければ矜羯羅童子とか制托迦童子とか有名どころもいるわけで、敢えて不思議童子を選ぶ必要性は感じません。
なのに不思議童子。やはり不思議です。

さて、話は変わりまして、こちらの写真をご覧下さい。

『つり橋』という甘美な言葉に釣られた苦々しさは表現できてるかもしれませんが、何の変哲もない、どちらかと言うとつまらない写真です。ごめんなさい。

続いてもう一枚。

お気づきになりましたでしょうか?
同じアングル、ほぼ同じ時間に撮影した2枚の写真の相違点。
つり橋の上に白い影が見えると思います。
現像しながら、
(この霊山に集まってきた水子の魂なのか。)
(この付近で亡くなった方の姿が写り込んでしまったのか)
とまでは思いませんでしたが、
(なんだろなー。)
(白いフレアなんてあるのかなー。)
位には思ってました。
当初そんな内容のブログになる予定でした。
・・・が、一本の電話が変えた真実。
揺れる橋にテンション上がって走り回る友人の姿。
この悔しさ。皆も味わえばいいと思う。
お粗末。