ハードディスク故障からの復旧(1)

PCのHDDから警告が。「ハードディスクの問題が検出されました」と。
警告ダイアログが初めて表示される暫く前から、動作が遅くなったと感じてはいた。警告が出てからは動作遅延が顕著になり、警告も頻繁に表示されるようになった。
まずはWindowsのシステムバックアップをUSB接続外部HDDに作成。HDDが死にかけているからか、一晩かかった。次いでリカバリDVD作成。HDDがダメになったら保存されているリカバリ領域も当然ながら使えない。
バックアップ等が終わったところで、本当にHDD故障の予兆なのか調べた。チェックディスクの結果は「問題なし」。しかし警告の頻度は上がり、30分間隔に。次はCrystalDiskInfoで検査したところ異常を発見。HDD交換は不可避となった。
交換手段については次の方法を検討。

  • HDD換装>リカバリディスクで新HDDにシステム構築>外部HDDからデータ復旧
  • 現HDDのクローンを新HDDに作成>HDD換装


かろうじてWindowsが起動している今ならクローン作成だろう、ということで、早速Easeus Todo Backup無料版をダウンロードしインストール。そして換装用HDDとHDDケースを購入。HDDは速度より信頼性重視でWESTERN DIGITALのRed。2.5インチSATA、9.5mm、1TB。
Easeus Todo Backupでクローン作成前に少しでも中身を軽量化しようとCドライブのクリーンアップをしたが、故障しているHDDだからなのか一向に終わる気配なし。キャンセルしてクローン作成開始。
現HDDが650GB、新HDDが1TBなのでクローニングと同時にパーティションを変更しようかとも思ったが、クローン作成に失敗するかもしれないことと現HDDの寿命がいつ来るのかわからないため諦めてHDD換装後にやることにする。クローン作成は5時間半で完了。