冠攣縮性狭心症(体験記)

冠攣縮性狭心症とわかってから10年以上。救急車で運ばれたこと、入院、通院、日々の発作のことなど書き残しています。

ちょっと生意気に 冠攣縮性狭心症について

さすがにイロイロ覚えました
冠攣縮性狭心症のこと

ものすごくいい番組ですよね

冠攣縮性狭心症(vasospastic angina)の事についてかなり詳しくなりました。何について特に詳しくなったかというと、冠攣縮性狭心症の発作発生時の苦しみについてです。イヤ、冗談です。でもこの痛みの経験者であり、どうやら人の数倍長く苦しんでいる張本人ですから冠攣縮時の痛みを説明するのはプロ級です。こんな事はどおでも良い話しです。

冠攣縮性狭心症は異形狭心症とも呼ばれ日本人には比較的多い症例だそうです。そしてストレスや過労が原因であったり引き金であったりするそうです。ですから極度の疲労は避けること、ストレスからたまには解放されることが非常に重要だとのことです。さらに喫煙が決定的に原因であり誘発因子であることは確かなようです。

と、ここまでは良くホームページに載っていますからそれこそ様々なホームページをご覧になってください。病院や研究機関、お医者さんのページを参考にされるのが一番良いと思いますが、変わったところではNHKの「ためしてガッテン」のページがわかりやすいです。検索エンジン
狭心症 ためしてガッテン
で出てきます。2種類の狭心症について非常にわかりやすく解説してくれています。こういうところは流石、NHKです。

ここからちょっと生意気な冠攣縮性狭心症についてのうんちくというか自分なりの意見を書かせていただきます。正しいかどおか、わかりませんが今から書くことはあながち間違っていないようなきがします。なぜなら自分が当てはまったからです。

冠攣縮性狭心症の最大の問題点は「見逃し」ではないかと思います。見逃しといってもイチローが3打席連続で・・・・やめておきます、あまりにもべたすぎてつまらないですから。

自分の場合
・大型の発作を自分でもはっきり自覚しており、多少家内に話していたこと
・通勤途中や会社での出来事も珍しく家内に話しをしていたこと
・出勤前の発作を3回家内が見ていること
・家内が見ている発作の内別途にまで逃げ込んだことが2回
・同じくソファーで倒れ込んでいるのを家内が見たのが1回
という経緯があり、ついには最大の苦しみを伴った発作が起き家内が救急車を呼びました。そのため
・救急隊員のみなさんが発作の状況を確認していること
・救急隊員の方が状況を救急治療室の方に伝えてくれたこと
そしてなにより、
・当直の救急担当の医師が症状を確認していること
・ニトロを舌下に服用したとたんに症状が治まったこと
・心電図が確実に狭心症の症状を見せていたこと
があったため、狭心症であることが全員一致ではっきりしました。

しかし
・大型の発作があっても直ぐに治まってしまいそうたびたび発症しない
・そのためにほおっておいて医者に行かない
・医者に行ってみたが発作は治まっており確実に狭心症と判断できない
または
・発作軽微できがついていない
・なんとか我慢してしまえるので特に気にしていない
などによって狭心症であることが見逃されている可能性があるのです。

そうなのです、非常に生意気なことをいいますが、冠攣縮性狭心症は非常に見逃されやすい病気のようなきがします。自分の場合も大型の中では極小さな発作を自覚するようになってから、病院に行くまで半年近くかかりましたし、軽微な発作は全く狭心症と思っていませんでした。
T先生からは「普通それだけの発作が起きればもっと早く来るけどね」といわれましたから、自分はちょっと鈍感なのかも知れませんが。

というわけですから少しでも症状の作きっぽでも見つけたら、ぜひ早急にお医者さんにかかってください。突然死は避けましょうよ!