ニートとひきこもり

まだこんな感じ

はじめに、誤りの訂正です。
先日、作家武田泰淳について、「浄土真宗の寺の息子」と書きましたが、これは「浄土宗の」の間違いでした。
法然親鸞だから、きっとえらい違いだ。なんで間違って覚えてたんだろう?
しかし、日本で二番目に武田泰淳のことを書いてるブログかも知れない。


以下、別の話。

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だがこれでいいのだろうか。私が滅亡について考えるのを止めるのは、単なるなまけ、臆病、忘れっぽさのなせるわざである。滅亡の持つ深さが、私にとってあまりに深く、その本来的な断崖に立って、文化の路をふりかえるときに感ずる目まいに堪えられないからにすぎない。 (武田泰淳「滅亡について」)

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