サンティアゴの巡礼地 Vol. 6

8/サミジヤン・デ・コゴージャ/San Millan de Cogolla/10世紀にはモサラベ様式のSusoの修道院が1053年にはYusoの修道院が聖Evailiano所以の地に創設された。ユーソ修道院は16〜18世紀に大改築があり、正面入口も17世紀のバロック様式、内外の建築家が多数参画して現在の姿となった。

9 /サント・ドミンゴ・デ・ラ・力ルサーダ/Santo Domingo de la Calzada /1044年に修道院が建立されると同時に巡礼者のための橋、病院、宿泊施設などが"辺に整えられた。聖ドミンゴは橋の設、道路の保修、宿泊施設を自ら建設、運営した。カテドラルはロマネスク期に創建、16世紀ゴシック期に筯築がされている。14世紀中葉、ペドロI世時代に市は要塞化されその一部が現在も残っている。San Francisco修道院はエル・エスコリアルの建築家Juan de Hereraが設計、1571年建設された。

中部建築ジャーナル 1986年4月号より