イシドロ・ゴンサーレス・ベラスケス

Isidro González Velásquez
生:マドリッド/1765年 没:1829年
 スペインの建。画家アントニオ・ゴンサーレス・ベラスケスの子。マドリッドのモニュメント「5月2日の英雄」のプロジェクトの作者。彼の最高傑作はアランフェスのカルロス4世(在位1788〜1808年)のために建てた「農夫の家」(Aranjuez, 1803年頃)で、3層の正面ファサードの2階にはギャラリーが付き、カラーラ産の大理石でつくられた20体のアンティークの人像がテラスのレベルに置かれているというプチ・トリアノン(Petit Trianon, ヴェルサイユに建てられたフランス・バロック期の小宮)風のスペインでの傑作。

アランフェスの農夫の家