ひきこもり連想ゲーム

ご無沙汰です。
引きこもってました。
私は走ってる間は終わりまで走り続けられるかわりに、
走り終わった時に少し引きこもる時間が必要なようです。
定期的に引きこもってるうちに気付きました。


引きこもってるといっても、
ちゃんと仕事には行くし、
ご飯も食べるし、
お風呂にも入るし、
ロッタとも遊ぶし、
日々のルーティーンはこなします。
ただ、対外的な活動をシャットアウトしてしまうのです。
今まで非生産的だと思ってたこの時間なのですが、
実はそうでもなくて、
自分と向き合う内省的な時間なんだと最近わかりました。
蓄積された経験達を1度整理するって感じかなあ。


そんなわけで、書くこともたまってるはずだから、この記事長くなるな。
ここしばらくのことを連想ゲーム式に振り返ってみましょう。
では日曜日から。


この前の日曜日は、
直ちゃんが行ってるダンススクール(その名もY Dance Company、略してワイダン)で、
人生初のバレエレッスンを受けてきました。
プロのピアノ生演奏で踊るというクリスマス企画で、なんとたった千円で受けられたのです。
天才ぶりはっき
天才と言われました。
プラス思考なので、お世辞は全面的に受け入れます。
そして調子づいて天才でいつづけたので、
その日の夜から筋肉痛。
久々に本物の筋肉痛でしたヨ。
特にふくらはぎ。
心なしか私のふくらはぎがバレリーナみたくなった気がします。
でしばらくは階段下りるたびに悲鳴。
でも今はほとんど治っちゃって、なんだか物足りないっす。逆に…。


そして思ったのは、どんくさい大人にならなくてよかったってこと。
私は小さいとき、心から大人になりたくないと思ってました。
ピーターパンシンドロームとは違った理由でです。
大人を完全に見下してたんです。
やな奴ですね。すみませんでした。
でも今は違います。もういい奴になりました。
でもその当時の私の目には、大人は自分が出来ることの半分も出来ないように見えたんです。子供なら即座に習得できるのに、大人はまごまごまごまごどんくさくてどんくさくて。新しいことに対する理解力が全くないなと。
能力を失うくらいなら大人になりたくないと切に思っていたのです。
でも今回バレエを受けて、私の学習能力はまだ子供並だなと確信しました。
良かった。


今私、高校生のクラスももってるけど、
その高校生達にも高校生みたいと言われますし。
そんな教師ぶりどうなのかと一瞬思ったりもしますが、
まあ全面的に褒め言葉としてうけとっておきましょうね。


そういえば、そんな学校の遠足で鎌倉へ行ってきました。
鎌倉には何度も行ったことがあるけど、
今回ほど鎌倉の魅力に魅せられたことはありませんでした。
小学生として行った鎌倉。
中学生として行った鎌倉。
高校生として行った鎌倉。
友達同士でふらっと行った鎌倉。
そして今回の、教師として行った鎌倉。
立場が違うと、違うものが見えるんですね。
今回の鎌倉ではお寺のきれいさに震えました。
町の風情にやられました。
子供たちの感動する姿に感動しました。


そして大仏が猫背だったことにいまさら気付いてしまいました。

姿勢悪いぞ、大仏。
鎌倉、また行こうっと。


そういえばもう一箇所、最近お気に入りの場所があります。
ヤマダ電機 大井町

理由その1=本屋がイカスね。
私は北米にしばらくいたせいで、
帰国後は日本の本屋につくづく不満を感じることになってしまいました。
北米の本屋には、椅子やテーブルがいたるところにおいてあって、
カフェなんかも本屋内にあるのあたりまえで、
本屋という場所はみんなのオアシスでした。
何時間でもいられる居心地のいい場所でした。
日本の本屋もそうなってほしいッス…
と思っていたら、ヤマダ電機の本屋には椅子とテーブルがおいてあるんです。
素晴しい!!
素晴しいよー!!!


そして
理由その2=このヤマダ電機にくっついてるエクセルシオールカフェがとってもお気に入り。
大井町のくせに眺めがきれいなの。


ついでに!
全く関係ないけど、
今年のクリスマスケーキ、はこれをチョイスしました。

美味しかった♪


そんなクリスマス年末シーズンで
ご多忙な先生方が多いようで、
最近他の先生の代講で授業やる機会が多かったんですが、
そのおかげで図らずも発見したことがあります。


まず、好きなことを仕事に出来てる喜びをひしひし感じる機会が多々ありました。
こんな面白い仕事はないな、ありがたいなって。
日々課題があって、勉強することがあって、発見があって。
生徒に仕事のこと聞かれても、胸を張って楽しいと言える。
証券会社できっと私よりも何百倍も稼いでるであろう生徒が、
私の話をうらやましそうに聞いて、自分の仕事はつまらないと嘆いたりする世の中ですよ、みなさん。


それと私、最近自分の実力アップをひしひしと感じます。
これ、この上ない幸せです。


色々実力がついてる感じがするんですが、
何が一番かというと、
教師としての引き出しが増えたなってことだと思います。


授業は生き物です。
レコーディングされたCDではなくて、
ライブです。


台詞のきまった儀式ではなくて、
コミュニケーションの場所です。


これ私のモットーです。


そして私は、
いい授業をする秘訣は、いいスピーチをする秘訣と共通するなと思っていて、
その秘訣とは
「盛り込む内容をリストしたり大まかな筋書きは決めても、決して原稿を読み上げたり丸暗記したことを唱えたりしない」ということ。
「準備には最善をつくして、関係する情報を可能な限り集めるけど、それを全部発表するのではなくて、100ある情報のうち10をだすくらいのイメージで臨む」ということだと思います。
その上で、
授業では生徒の反応によって臨機応変に進め方を工夫することが求められるし、
スピーチでは聴衆の反応によって話の道をつくっていくことが求められるんです。
それができればいい授業/スピーチになるんだと思います。


でもね、それが理想と分かっていてもね、
臨機応変ってのはそう簡単にできるものじゃあないだな、これが。
っていうことに最近になって気付きました。


経験を積むとさ、引き出しが増えてくるのよ。
で最近知らない間に私の引き出しがメキメキ増えてて、
そうするとすごい臨機応変な授業が出来るのよ。
いままでも臨機応変にしてたつもりだったけど、
最近それが見事な対応ブリになって、
理想の授業ができる回数がすごい増えたんだよね。
それで以前の臨機応変さなんて今のに比べたら「なんちゃって」だなさえ思えてきたんす。昔はあんなに苦労してあの程度だったなと。


2007年の終わりに自分の成長ブリをみることができたことは、偶然だったけど、とても嬉しいことです。
これからも頑張っちゃおうと思います。
2008年も引き続き。
もっと幸せになりましょう。
おー☆