Le Bleu du ciel
ここ最近ずっと、雇われない生き方について考えている。高卒、資格の類いは一切無し、もうじき40歳という状況を考えると、お前トチ狂ったの?と友人にいわれてしまいそうだけどしょうがない。
例えば、好きなことをしながら生きている人にとっては「我慢」とはどういう意味合いになるのだろう?
辛い・苦しい時間を自ら進んで受け入れても、それが自分の好きなことに役に立つのであれば「我慢」にもグラデーションができるのではないか。「ちょっとツラいんだ」から「クソっ、これなら死んだほうが増しだぜ!」まで「我慢」にも様々なレベルができてくる。
今の僕のようにグラデーションのつけにくい、未来永劫変わる気が全くしない、どれだけ考えても適度にやり過ごすしかないという解答しか出てこない「ただの苦痛」の場合はどうすればいいのか。
とすれば、歳だから・仕事ないでしょ・今から時給800円で働けるの?と周りの人は口を揃えていうが、その我慢はいつまでするのさ?と逆に問いたくなるのだ。
ぐだぐだ言わずに好きにすりゃいいじゃん!という人もいるのだが、それは当たり前の話。だけどそのわかり切ったことを前提に、新しい働き方はないのかを話あってみたいのだ。
スタッズ・ターケルが市井の人々、その仕事についてインタビューしまくった名著「仕事!」ではないが、働く人たちの細かい話を聞きたいという欲がでてきた。
働くって難しい。