カーリング女子の3位決定戦を見ていた。
玉木正之の言う本来の意味でのスポーツだと思った。
参照(http://www.tamakimasayuki.com/sport/bn_255.htm


高校野球が最も顕著だが、選手は監督の人形になっている。
そして体育会系という悪しき伝統によって、自分で考えることを放棄している。
そういう状態がスポーツだと勘違いされてきた。


しかし、冬季オリンピックは本来の意味でのスポーツが日本にも定着してきて
いるような感じがした。


特にカーリングは、コーチと相談できるのは1試合で1回だけで、あとは
自分たちで考えなければならない。
上からの抑圧がない団体競技というのは珍しいのではなかろうか。


体育会系臭がしない、伸び伸びとした姿で勝ち取った銅メダルは、日本の
社会にとっては一段と輝いて見えた。


ひと昔前なら、彼女たちは「SMAP×SMAP」に呼ばれて食事をしただろうけど、
今は嵐の番組に呼ばれるのだろうか。