ようやく初詣

シクラメンのかほり

新年5日目にしてようやく初詣。ドライブがてら吉備津神社へ行ってきた。確か本殿は国宝に指定されている歴史の古いありがたーい神社だが、肝心の本殿は修復中でお目にかかることができなかった。おみくじを引こうと列に並ぶと、巫女さんをやっていたのはなんと高校の同級生。彼女オススメのやつをがらがらしたところ、結果は見事大吉。今年は謙譲がキーワードらしい。謙虚に生きます。
そのあと国分寺五重塔を眺めながら更に少し足をのばし、でっかい温室を持つ農園へ。シクラメンがきれいだった。

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華やいだ街で君への贈り物探すつもりだ

そして今、帰京の新幹線に乗ったところであります。
私にとって帰省とは、親しい人々の老いに直面せざるを得ない機会である。両親だってさすがに段々年をとってきたなと思うが、それよりも祖父母や親戚たちだ。彼らの老いを突きつけられると悲しい。しかし第三者ならともかく、悲しんでいるだけではどうにもならないのだ。
彼らの住む町もまた、過ぎていく時間からは置いてけぼりになっている。東京とは確実に違う種類の時間が流れていると肌で感じる。この町は、人々は、この先どうなるんだろう、そう疑わずにはいられない。今回は新年早々、なかなかヘビーな帰省だった。