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2011-09-22

ユース応援企画ありがとうございました

今年もユース応援企画を無事、行うことが出来ました。

最近、多くの他クラブサポーターと関わりを持てるようになってきた中で、多くの方に仰っていただけるのが「ユース応援企画が成立することの凄さ」についてです。時には敵としてゴール裏対峙する様なサポの方からも「うらやましい」と言っていただけることは、参加者の一人として非常に誇りに思います

改めて、企画趣旨に賛同いただいた皆様方、本当にありがとうございました

ただ、当の自分は今回、当ブログでの事前告知みたいなこともする余裕もなく、企画の周知に殆ど貢献することも出来ずとなってしまいました。ただでさえ、企画に関わってるフリをしつつ実は何もやっていないっていうのに、今回は本当に何もしなかった…

なので、その申し訳なさもあって、いや今となっては何故こんな図々しいお願いに至ったのか全く覚えていませんが(笑)今回の企画のTシャツ送付時に、今年のU-18の中間報告的な原稿を同封してもらいました。本来は事前告知のためにと書きかけで残っていた原稿でしたが、せっかくなのでとこちらからお願いして、どうせならU-15についての文章もaoaka-noteさんからいただいて一緒にドンと、です。

とは言え、この原稿は元々はブログに載せる予定だった文章。それもあって、結構ストレート物言い原稿を仕上げてしまったことは、「もっとちゃんと媒体を考えた書き方をすればよかった」と今でも後悔する所ではありますしかもその原稿が、主催のkulさんのいきなりの思いつきで、選手の親御さん宛のTシャツにも原稿を同封しよう!みたいな展開になってしまい、「いやいやさすがに親御さんはアカンやろww」とあたふた…

ただ、kulさんにはそんな不安を簡単にねじ伏せるだけの美しい装丁もしていただき(自分原稿がこのような形となることに素直に感動)そのおかげもあってか、親御さんなどから頂いた感想はどれもが嬉しいものばかりでした。本当に書いて良かった読んでいただけて良かったと、今では心から思います

まぁ、何より本音は親御さんに怒られなくてよかったなと(笑)


そんな今回の原稿ですが、元々自分は企画に賛同してくださった方だけに…と考えてたんですが、これまたkulさんのお達しにより、当ブログでも公開させて頂きますだって「公開しないならわたしのところ(可楽blog)で勝手にうpするからな!」との脅迫も受けましたからね!ね!!(ここ強調) 自分としてはあの紙を直に手にとった形で、貴方だけに読んでいただきたかったところですが、それは企画に賛同いただけた方の特権ということでいいのでしょう。

この原稿を書いたのが、H青森山田戦前日の8/22、朝の6時ぐらいまでかかったかなぁ。そこから今日この日までだけでも、U-18にはいくつかの試合と様々なドラマがありました。ひと月足らずしか経っていないのに、今この原稿を読み返すとかなり古い内容だとすら感じてしまます

それほどに、U-18は今も、歩みを止めずにガシガシと進んでいます

明日9/23 11からはホーム深川グランドで宿敵ヴェルディYに『挑む』東京ダービーです。彼らの『サッカーのチカラ』、是非後押ししに来場宜しくお願いいたします。


2011 FC東京U-18前半戦総括

 宇佐見・宮市などの機動力とドリブルのキレが目立ったプラチナ世代から、徹底したポゼッションサッカー世界を相手につなぎ倒した94JAPAN。

 たったひと世代の違いでこうも真逆なサッカーになるものか?と考えると、アンダー年代トレンドは確かにブレも大きく、変わりすぎだろとも思わなくもない。しかしその裾野をサボらずに観察してみれば、そこには揺るぎない傾向がハッキリと浮かび上がる。

 昨年のJユース杯決勝で我がチームとの激戦の末に2年連続タイトルを獲得した、マリノスY。近年毎度のように我々の前に立ちはだかっては激戦を繰り返す、広島Y。そして夏の全国大会クラ選を連覇した、我々の最大のライバルヴェルディY。

 結果を出せるチーム、勝敗を分ける最後の要素を熟知したチーム、それぞれ「勝てるチーム」に共通して備わっているもの、いわばサッカーにおける『絶対の部分』もまた、ひとつの揺るぎないトレンドと捉えても構わないはずだ。

 新シーズン。未知の1年に挑む我らがFC東京U-18に、ひとつ不安があるとすれば…

 例年、メンバーをしっかり固めた上で熟成を『待つ』チーム作りを行う倉又U-18には、その方法ゆえにある種のスロースターターな部分が確かにあった。しかしそれでも、プリンスリーグ関東1部3連覇の偉業も手伝って、シーズン最初3月4月には昇格したてのチームとの対戦が組まれる等ラッキーな面もあった。多少の甘さが試合中に覗こうとも、おかげで勝利という結果だけは何とかついてきた。実践で得る経験に結果が加味され、それにより選手は自信を掴み、チームは熟成され、迎える夏に堂々と挑んできた。

 このサイクルが今年は大きく変わった。

 ご存知、高円宮杯の通年全国リーグ化という大改革の関係で、年間カレンダーが大きく変わった今年のU-18年代。これまでのような優遇の無いカード編成によって、最初から全国の強豪と容赦なく組まれる日程。初戦の浦和Y戦こそ逆転で勝利を収めたものの、勝ち点3を得たのはこれが最後。続く清水Y戦・東京ダービーの前座に行われたヴェルディY戦に連敗、以降は流経柏・静岡学園・尚志・三菱養和と4連続ドロー。中断前のアウェー札幌Y戦は1-3での完敗だった。

 スロースターターなチームが、スローなままに結果を出せないとどうなるか?

 今年の倉又東京は結果が出ないどころか、メンバー編成すら固まらないまま夏を迎える非常事態となった。

 立て直しの兆候はこれまでにいくつもあった。

 特にクラブユース選手権関東予選は、マリノスY・柏U-18・甲府U-18そして東京U-18と全国級の強豪クラブと2/4の椅子を争うという、誰もが認める『死のグループ』であったが、この予選を堂々の1位通過で決めた過程は素晴らしかった。個々の良さが無理せず発揮される中で、「上手さ」以上に「強さ」で相手の心を折る。これぞ倉又東京!の「勝ち方」がいよいよ身についてきたか?という期待を抱く予選だったが…

 続くクラ選全国大会は1勝1敗1分の勝ち点4、2年連続グループリーグ敗退で終わる。その一連は昨年とは全く違うものだった。

 躊躇がありつつも、その葛藤を越えてあえて言い切ってしまえば、GL第2戦の札幌Y戦、アウェーでの1-3完敗の翌週に偶然にも仕立てられたこのリベンジ舞台で、青赤の戦士たちは、間違いなく心が折れた。

 数手先の未来予測し、限定するといったサッカーの基本を怠り、出足は全て相手に遅れ、それを挽回する気持ちも表に出てこない。空中戦は落下点に入ることも出来ず、まともに競りにいけたのは数度もあったかどうか? 各選手がやるべきタスクを怠り、『諦めていた』。主力と呼ばれていた選手たちが次々と交代を命じられ、ベンチ脇でタイムアップの笛を聞くこととなる。0-1。為す術もなかった。

 完全に崩壊したチームが迎えたGL第3戦では、キャプテンスタメンから外れ、昨年からレギュラーを張り続けてきた選手たちがベンチからも外される事となった。思い出される2006年トップチームのホーム最終戦、対浦和レッズ戦では土肥から塩田スタメンGKを変えるという大鉈を振るった倉又監督だが、それ以来もしくはそれ以上の荒療治が、このタイミングで執行された。迷いと自信の無さがありありと出ていた選手たちに代わり、虎視眈々と主役を狙う下級生たちが躍動し、チームは1ヶ月ぶりの公式戦勝利を掴み、大会を去った。

 ある日の小平グランド。

 トップチーム天然芝グランドでTMに励む横で練習を積むU-18。トップチームに「レンタル出場」している仲間を気にしつつも、練習に取り組む姿は真剣そのもので、それは球際にもよく表れていた。方や、スイッチオフになると、先輩後輩関係なくとにかく仲良くみんなでじゃれ合う姿も目立った。青赤に憧れ、青赤を愛し、青赤の下に選手たちが最高の日々を過ごせていることは間違いないし、それを伺える些細な所作様子しょうもないイタズラに、見てる側も顔が綻んでしまう。

 それらがピッチ上に反映されない現状が、もどかしく、つらい。

 ただその葛藤は当然、選手自身こそが抱いているはずだ。これほどに勝てなかったことは、今までの選手生活の中でも無かっただろう。だが、些細な掛け違え、小さなきっかからついにここまで来てしまった。近年無いくらいに選手は悩み苦しんでいる最中である

 しかしこの苦悩は、近年のU-18には与えられることのなかった、成長のための格好の養分でもある。

 個々に目を向ければ、既にこの激流を経た『成果』の芽が出てきている。揺るぎない自信からチームの中心の座を奪ってみせた選手もいれば、この状況だからこそ味方にチーム全体に試合中に恥ずかしげもなく「愛」を伝えるコーチングが冴えてきた選手もいる。倉又監督に大鉈振るわれた選手たちも、当然このままで終わるはずがない。この状況が選手をどう育てることになるのか? その可能性はあまりにも大きすぎて正直見当もつかない。

 あとは、それがチームとしていかにまとまっていくか?

 そのために必要な第一歩は、言わずもがなだろう。倉又東京を見続けてきた我々が、倉又東京で戦い続けてきた選手が一番知っている、倉又東京の『絶対の部分』。

 走ってばかりで、フィジカル重視の、没個性部活サッカー

 倉又東京へ向けられていたこれらの意見が間違いであったことが、奇しくも他チームによって世間に証明されつつある。マリノスYも、広島Yも、そしてヴェルディYも、今では各チームともよく走り、ボールを追うことをサボらない。

 また、それらを求めることが決して没個性にはならないことも各クラブ証明した。ブロックの中でも相手の逆を取る技術が光るヴェルディY、スピード豊かにサイドを切り裂くマリノスY、両チームの伝統は、泥臭く走ることを徹底したおかげでさらに輝きが際立つ様になった。

  • 絶対の「土台」の上に

 相手よりも走り、仕事をサボらず、徹底してボールサイドで厳しく勝負する。これらは個性を潰すことには決してならない。むしろサッカーを支える土台に過ぎない。勝てる選手になるための、サッカーにおける『絶対の部分』のあくまで一要素。その事に気付き、チームに徹底させてきたチームのみが近年、タイトルにまで手が届いている。これこそが、今のアンダー年代サッカートレンドだ。

 FC東京U-18にはこの状況であえて、第一歩だけではなく二歩目三歩目を求めたい。

 いまのU-18は、第一歩目の『絶対の部分』を取り戻すところからの状況であるのは確かかもしれない。しかし、それは倉又監督にすればこれまでも続けてきたことではあるし、倉さんにとっては造作もないことのはずだ。それを求めるのは、改めて言う必要がないだろう。

 ではその土台の上に何を築くか? 確かな土台によって輝く、FC東京らしさとして何を見せてくれるのか?

 例年、倉又監督は攻撃に関しては選手にかなりの自由を与えてきた。よって、その世代その世代の特徴が攻撃にもよく出ていた。中盤の創造性が活きる時代もあれば、中学から2トップとしてコンビを組み続けてきた阿吽が活きた時代もあった。他方で、今までのようにスロースターターで待ち続ける方法が、今のカレンダー制度では塩梅が難しいことは、現時点でも重々学習したことだろう。チーム作りとして、世代ごとの多彩さと共に、クラブとして共通する骨格を。倉又監督自身の変化を、次を、進化も見せて欲しい。

 その上で、選手たちが存分に暴れまわる姿が是非見たい。まだ、秋がある。冬もある。シーズンは折り返したばかりだ。

 心が折れたGL第2戦、札幌Yに完敗を喫した試合後に撮影した集合写真はタイミング上、最悪のものだった。ぶんむくれた表情が記録として残されたのだろう。その写真を笑いながら振りかえれる時は、きっとくる。最高の表情で、冬にはみんなで写真を撮ろうぜ。

(文:CHONO 編:kul)

2011-08-04

目を開けた先に見える景色は

Jリーグ歴史、そして日本サッカー歴史を、時々それこそ年表のように大きく俯瞰しながら妄想する時がある。19年目のJリーグ、ようやく百年構想の1/5を迎えつつある『程度』の歴史しか無いJリーグの、その前後を。

その観点で日本サッカー現在、そして未来を思うと、自分はいつも楽しくて仕方がない。


前にブログで書いたことがあったかは分からないが、以前典型的欧州サッカーかぶれ野郎、それこそイングランド日本と違って100年の歴史があるんだぜ!とか平気でヘラヘラ言ってくる奴に大人気もなく平気で腹が立った自分は、そいつと軽く口論になった事がある。もちろん、相手には自分がこれほどのサッカー馬鹿だとは知られていない、世を忍ぶ仮の姿な状態で仕掛けてしまった論戦なわけだが、しかしやり取りを続けていく内にどうにも自分の熱も冷めてきてしまい、次第にやけに冷静に受け答えするようになってきた自分何となく気づき始めた。そんな流れの中でふいに口にした言葉だったと記憶しているが、これが手前味噌ながらなかなかの言葉であったと今でも思う。

『いま既にある100年に乗っかるだけの何が楽しいんだ?これから100年を当事者として積み上げていくことのほうがよっぽどエキサイティングじゃないか?』

もちろん、こんなことが以前ありました調で書かれたこのエピソードは実際には無かったウソ話。それこそ退屈しのぎに練り上げた妄想の成果でしかないわけだけど。ただ、最後に書かれたこのフレーズは偽りのない本心だ。


既に100年に到達しているフットボール先進国に比べたら、日本歴史の数で彼らに勝つことはこの先も一生無い。日本が百年の歴史をようやく積んだ頃は、先進国は二百年という次のタームに既に足を踏み入れている頃でもある。

しかし、所詮後発な日本からこそ出来ることもある。日本先進国の百年から学ぶことが出来る。学び、改善することで、先進国が百年かけてようやく出来たものを60年で出来てしまうかもしれない。そしてこの、必死な積み重ねの、我々は当事者に位置している。我々の手が、声が、100年を50年にだって出来るかもしれない可能性を秘めている。

こんな楽しいことが果たして他にあるか?いや、無いね

日本サッカー歴史を重ねること、そして日本サッカー未来を覗くことが、自分は楽しくて仕方がない。


そんな、20年目を視野に入れた現在Jリーグの中で、日本サッカーの次のタームはどんなものだろう?とも考える。

ある時に考えたものひとつとして、旅立つ貴方をちゃんと見送れるか?というのがあった。

個人的に海外だとプレミアリーグが好きなこともあり、見るとすればイングランド試合が多いわけだけど、その中継を見ていると、クラブレジェンド訃報とそのセレモニーの説明を放送席が挟んでから試合が開始されることが少なくない。これだけ長く文化も続けば、クラブに貢献した選手スタッフは確かに多いだろうし、またそんな功労者が悲しくも旅立たれてしまうシーンも自然と多くなるということだろう。

クラブサポーターも、手厚く丁寧に、旅立つレジェンドを確かに見送り、しかしそれでもサッカーを続けていく彼ら。を、ブラウン管越しに見ながら。今後こんなシーンが日本も増えていくのだろうか?と、ぼんやりと考えながら。

歴史を重ねるということは、出会いもあれば、別れもあるということ。そしてそれは、歴史の重みが増せば増すほど機会は今後増えていくだろう。年をとるとはそういうことだ。そして、その時にちゃんと見送ることが出来るのか?そんな、俯瞰で考えてたタームに、唐突突入してしまったこの激痛。


ある意味で始めての当事者となった今日

自分の見知る中での、かなり身近とも言えるレベルで起こった不幸に、震え、涙が止まらない今。いや、自分なんかよりよほど身近な方はいくらでもいるわけで、その方々を思うとそれ以上に…

この先いくらでも辛い別れはあるのだろう。ただ、そのひとつひとつにはオンリーワンの思い出がパンパンに詰まっている。それらをちゃんと受け入れ、ちゃんと見送ることが、果たして自分に本当に出来るのだろうか?

今の本心を言えば、歴史を重ねることが恐い。こんなに辛く、打ちのめされる現実がこの先もあるかもしれないと考えてしまうと、とてもじゃないけど未来を見る勇気が無い。

しかしそれでも、明日は来てしまう。歴史は歩みを止めることは、無い。


愛するクラブは今週末、遠く岐阜での試合。もちろん行けないので自宅観戦の予定だった。しかし、LIVEで中継を見れなかろうとも、やはりどこか何でもいいかサッカーのあるところへ出かけたい。彼への黙祷。どこでも出来るしその価値は等しいけれど、それはやはりサッカーのあるところで捧げたい。不安も辛さも抱えながら、しかし今は、目を開けたその先に見える景色が見たい。そしてまた、僕らは日本サッカー歴史当事者として、景色を作らなければならない側でもある。

Football Must Go On

マツへの黙祷の後に、見える景色はどんなものだろう?どんな景色を作れるだろう?

しかし今は、ただただ、悔しい。

2011-07-28

何も分かっちゃいない瓦斯サポ糞野郎にこっそり教える北九グルメ

親父の実家北九州小倉だったのもあって、夏休みになると毎年小倉のばあちゃんの家に遊びに帰ってた。厳しくていろいろとうるさいばあちゃんだったけど、滲み出る『品』みたいなものは、ガキンチョなおれでも十分伝わるくらいにあったのを今でも覚えている。いつも綺麗に着飾って、家には海外で見るような帽子がいっぱいあった。新幹線でも飛行機でも、行くにはたっぷり時間費用が必要だったのもあって、幼い自分としても大変だったけど…自分小倉って街が大好きだし、今では行く機会もガクンと減ってしまったけど、いつでもまた行きたいと思う街の一つでもある。

そんな自分にとって、ギラヴァンツ北九州とのアウェーマッチに行けないというのは痛恨の極みであり、行けないような今の自分を恥じることしか出来ない。けど、小倉は本当にイイ街だから。今週末、北九に行かれる方は是非、自分の分も楽しんできて欲しいと切に願うわけです。

…え?え?え??

小倉には行かないって??

試合が終わったら博多に行って中洲で騒ぐんだだってぇ??

あーあーあー。

もーもーもー。

から瓦斯サポは馬鹿なんだよ。エフトーまじしょーもない。

美味いからっていつも同じもんばっか食ってるヤツは素人。通ならその土地の、地のものを食ってこそだろ。小倉グルメの本気を知らないから馬鹿でも知ってる博多に流れる。博多にあるやつ、大体小倉で安くかつ美味いの食えるっつーの(もはや地のものではないが)。

北九に行くんだから小倉で泊まれ。小倉を喰らえ。俺が教えてやるから


小倉といえば、となったときに世間的にオモテに出てくるのは、例えば「焼うどん」かもしれない。小倉は実はうどん処。焼うどんも鳥町食堂街のだるま堂が発祥とされ、小倉を代表するB級グルメとして世に騒がれている(ことになっている)。

しかし、小倉にとってソウルフードと呼べるものは、うどんうどんでも焼うどんではなくその側にある「はるやうどん」だ。

讃岐の様なコシと喉越しなどとは対極な、ボソボソの柔らかいうどんに、関西風よりまた甘めな優しいツユ。これが美味しい。いや、さして飛び抜けて美味いわけじゃないけど、安心する。昔ながらのかまぼこも、刻んだ油揚げも、どっさりと乗ったおぼろ昆布も、何より店構えが、はるやうどんの全てがなんだかホッとする。

初めての小倉でも味わえる、小倉に帰ってきたんだな感。街の温かさそのもののはるやうどんを食べる事が、小倉モードへのスイッチとなる。


  • 一番美味いタレかけご飯の食べ方『田舎庵の「せいろ蒸し」』

うなぎの食べ方にも関東風に関西風、ひつまぶしなどといろいろ種類があるが、せいろ蒸しを知る人は少ないかもしれない。水郷柳川が発祥とされているらしい「せいろ蒸し」だが、結局小倉が一番美味い。

小倉本店がある田舎庵は、雑誌東京でも何度も紹介されているほどの北九を代表するせいろ蒸しの名店。ご飯とうなぎを器に盛り、タレをかけたものをそのまま器ごと蒸しにかけることで、全体はふっくら、余計な油は落ちてさっぱりの究極うな重が出来上がる。

うなぎも勿論美味いが、せいろ蒸しのキモは、タレかけご飯が蒸されているという部分。うなぎのタレがかかってるだけでそのご飯は既に美味いのに、それが蒸されることで何とも言えず米にタレが馴染む。かつご飯がふっくらする。敷かれた錦糸卵がまた美味い。

せいろ蒸しとは、究極に美味いタレかけご飯を食わせてくれる手法かもしれない。持ち帰り弁当を注文しておくとかなり通を気取れる。


柔らかい、優しい味に慣れてくると、そろそろ暴力的なものが食べたくなるかもしれない。それならば、食べるべきは豚まんだ。

世間的には豚まんといえば蓬莱とかになるのかもしれないが、あんなもんで満足しるようでは真の豚野郎にはなれない。揚子江豚まんは、ひと度食べ方を間違えれば内包された肉汁がドバドバこぼれて、両手がデロデロになる危険性がある。いわゆる小龍包並みに溢れるその肉汁も、豚まんサイズ肉汁となると途端にたちが悪い。素人ポケットティッシュを用意して、体制を整えてから心して肉汁全てを啜るといいと思う。すると、この肉汁を溜め込める皮こそが凄いのだと気づく。モチモチふわふわ。皮が美味い。

スタジアムに持ち込むには最適。車内で食べて顰蹙オイニーを撒き散らさないように。ちなみに、ちまきも中華スパイスふんだんで結構美味い。


甘いモノが食べたくなったら、湖月堂へ。松本清張小説でも紹介される湖月堂は、栗饅頭をはじめ小倉土産に最適な名店。そして、魚町銀天街のお店はレストランカフェも併設、その場で甘味を楽しむことも出来る。

この暑い時期ならば、やはり冷たいぜんざいに、宇治金時抹茶パフェも美味い。季節を感じるならば、やはり洋菓子よりも和菓子がいい。女性の方なんかは特に灼熱地獄小倉を攻めるのに休憩場所として最適な店といえるかも。


小倉グルメは他にもシロヤベーカリーなど数多くあるわけだが、結局、それらをすべて蹴散らしてしまう究極の食べ物は「細工寿司」かもしれない。ばあちゃんがとっておきの時に連れてってくれたこのお寿司は、例えば世界で一番うまい食べ物は何か?と聞かれたら即座にコレと答えているくらいの代物。このためならば数万円でも平気で払えるし、そのためにちゃんとした大人になりたいと、自分人生目標にもなっている。

小倉で細工寿司といえば、まぁあの店とその店しかないわけだけどそれはあえてここでは記しはしない。この辺にも歴史があったりもするわけだが、それもまた書きはしない。こんなところで書いてしまってはバチが当たる。失礼。自分が望まない。

とは言え、今から予約したってどうせ予約が取れはしないはず。今回の北九遠征で食べられるものではないだろう。だからこそ、今度来るとき寿司を食うためだけに小倉に来ればいいと思う。旨い魚はどこでも食えるけど、寿司という『料理』を味わえるのは小倉しか無い。

2011-07-25

「やってみるさ」はこれからも細々と続きます

ざっくりと業務連絡です。

またしてもかなり更新が空いてしまいましたが、今回はちゃんと理由がありまして。個人的に生活環境が変わったりしてで、とてもじゃないけど本格的に書く余裕が無くなりつつあるのです。って、これが某yocci-footなんとかさんみたいにめでたいお話であればよかったのですが、当方はめでたい要素ゼロで、ただただ無くなりつつある『だけ』っていう笑

なもんで、実は今回は本気でブログ閉鎖を考えたくらいに、「もう無理かもなぁ」と過ぎったりもしました。「閉鎖する手間がめんどくさい」とぬかしてたぐらいな、あの中の人が、です。

ただ、書き始めてみるとやっぱり閉鎖するめんどくささのが勝ったようなので…あぁ根っこは変わっちゃいないんだなと安心し、まぁ変わらずに書けるときには…という形にはしておこうと思います


元々アクセス数としてはかなりちっぽけなBlogですし、唯一の来訪手段でもあったJBアンテナも閉鎖になりそうだってのもいろいろ考える一つの要素でした。ただその同じくらいのタイミングで『「やってみるさ」をSoccer Journalで紹介してみませんか?』みたいなお誘いもありがたい事にいただきました。

Soccer Journalの利用規約を読むと、どうもなんだかなぁって感じではあったし、Soccer Journalで紹介されてるBlogもやれ見出し詐欺ペラペラなとこだとか、やれ記事紹介サイトのくせにアンテナ遅ぇなってとこだったりとか、結構オモシロ構成だったりもしたんですけど。まぁそいつらと同類やん、と言われたら何も返せないので。これからはそちらでも紹介していただけるかもしれません。って、こんなこと書いてて紹介してくれるのかな?笑 ま、ダメならそれはそれでいいんですけど。


今年の東京、大熊東京は、とにかく怒涛の変化を経てここまで来ています。本来は数年はかかるかもしれない様なサイクルが、ここ数カ月で何周もしている様な。その変化を、知らないことを知らないと受け止めながら、勝手な補完をせずに、正確に捉えようと心がけた数カ月前のエントリ群が、もはや相当な昔話のように思えてしまます

そうして生まれつつある変化。形となりつつある結果。

熊本戦はパーフェクトな0−0を堪能しました。5−0なんておまけのようなもので、いや最高のおまけにしてみせたことも驚いたけど、あれほどにパーフェクトな意図を全員が共有し、実現し、結果を残した東京に驚きを隠せません。そして、随所に見せる選手たちみんなの所作を見ると、本当に選手が「自立」しつつあるように思えます。なんというか、安心しました。もう、大丈夫でしょう。ダンマクも「J2舐めてません」に戻そうよ!笑


現状から無理にあらを探さなければ伸びしろが見つからないのならば、それは目線が低すぎる。現状をちゃんと評価した上で次のステージに進む決断をした方がよっぽど未来がある。そういう見方をしていくべき。ピッチ上の攻撃意図が確実にネクストに来ている中で、サポーターが置いてかれてたら情けない。

J2は甘くない。だからこそ、停滞は許されないということ。今の東京にあった目線で、もっと点を取りに行こう。もっと勝とう。

こういうときこそ、大事なのは我々。そういうのって、楽しいじゃん?

これからFC東京を、サッカーを楽しんでいきます。少しでも形に出来るように、頑張ります

2011-05-16

今の俺に必要だったMAZO飯ことフェジョアーダのつくりかた

草津戦はスカパーにて視聴。個人的には、かなりキツイ試合でした。現地で応援してくれた皆さんにおかれましては、より…いや自分の立場じゃとても想像は出来ないな。お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

もちろん思うところはあるし、いろいろ言いたいことは多方面にある。相当に、どん底った。それでも言い方とターゲットには細心の注意を払いたい。少なくとも「選手がかわいそうですぅ…」だなんて絶対にありえない。それが吐き出せるほどにまとまるか?書ききれるか?それはまだちょっと、分からない。

けどその前に、傷つき落ち込んだ俺には…そう、MAZO飯が必要だったんだ!

狼には、後悔してでも食わねばならぬメシがある。

胃もたれと引換に、食わねばならないメシがある。

とにかくやさぐれたい時、浮かれたい時、アゲたい時、「どうなってもいいからムチャクチャにして!」

みたいな時、胃袋にガツン!と打ち込むマゾヒスティック自虐フード。

それが…アメリカからやって来た全く新しい概念、MAZO飯!!

〜ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルより〜

まぁ、MAZO飯の定義はどうでもいいんですが、言わんとすることは大いに共感していただけるかと思われます。てか、土日にみんなやってたんでしょ?はい自分もです。

ただ、例えばMAZO飯の定番「メガてりやき」は先週?先々週?だかにもう打ち済みだし、ラーメン二郎はそもそも日常食に近い位置づけに成り下がってしまい、むしろMAZOどころかごちそうである。そういった軟弱なフーズじゃなくて、それを上回る、よりMAZOい食い物を身体が自然と欲する。

そんな瓦斯サポ糞野郎な俺に相応しいMAZO飯、それは…そう、フェジョアーダだぁ!(どーん

ということで、フェジョアーダ a.k.a キング・オブ・MAZO飯の調理の過程を追ってみましょう。


  • 買い出しと下ごしらえをしよう!

フェジョアーダにルールなんて、あってないようなものだけど、買い物で揃えるとしたら…

    • かたまり肉(別名メイン肉。今回は豚バラかたまり肉を使用)
    • かたまりベーコンとかチョリソーとか(別名セカンド肉。味の複雑さはここで補充)
    • 豆(いんげん豆系、金時豆・キドニービーンズなど)
    • たまねぎ(それなりの量。みじん切り)
    • にんにく(みじん切り)

この程度。特別なのは別に必要ないんです。

ただ問題なのは、かたまり肉と豆。ここにはあらかじめの一工夫が必要。

豆の場合は、缶詰を使う場合なら全く問題なし。肉が煮えれば即完成になるので全体の時間も大幅に短縮できる。今回は金時豆を使用してるけど、正直、缶詰で十分でしょう。フェジョンっていう黒いんげん豆があればよりブラジリアンだろうし、サラダ等に使われるキドニービーンズ(レッドキドニー)でもOK。それに+αとしてガルバンゾひよこ豆)とか混ぜてみたらもうパーフェクト。乾燥豆を使う場合は、豆を一晩たっぷりの水に浸けておきましょう。

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肉は、これは出来れば下準備を入念にして欲しいところ。かたまり肉でいわゆる塩豚を作って、それを使うのがフェジョアーダにはかなり重要。とは言っても、かたまり肉をフォークでプスプスぶっ刺して塩を塗りたくればいいだけなので特別難しいことは一切なし。前日に塩豚を仕込んで翌日使うくらいの浅漬けスタイルで結構、今回は漬かりやすいようにあらかじめある程度に切り分けてから塩豚にした。肉自体は豚メイン、牛でも臓肉でも良し。高すぎる必要はないけど国産ぐらいのレベルではあった方がいいかね、アメリカ産とかだとパサパサでせづねぇことになる。


  • 早速作るよ〜

前日から仕込んでたものはこんな感じに。

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メイン肉は豚バラかたまり肉。浅漬けサイズからさらに適当サイズにぶつぶつ切ります

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豆は水を吸いきって丸々ぷっくり膨らみきった。既にいとおしい。これらをまずはアクを取るために茹でこぼしをする。めんどくさいので肉も豆も同時進行。強火でサッと煮て、初っぱなに出る大量のアクを水ごと捨ててまう。

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ザルにあけて豆も肉も流水でジャバジャバとアクを洗い流す。

鍋では次はたまねぎにんにくを炒める。バターでもサラダ油でも使って、カレー感覚で結構。ある程度炒まったら肉と豆を戻して、いよいよ本煮込みへ。

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ダシ的なものは必要なし。ホールトマト的なシャレオツなものでMAZO度をぼやけさせるべからず。肉と豆を、ただただ煮込むべし。アク取りながら、火にかけとけば勝手に柔らかくなる。お金持ちな方はここで圧力鍋の出番です。

そこそこ煮え切ったらセカンド肉を投入。かたまりベーコンスパイシーげなソーセージチョリソーって言えばええやん)をフライパンで炒める。ケンタロウばりの焦げ目厨の方はここが腕の見せ所。炒まったら、鍋にどん。さらに煮込むと。

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この辺りから完成をイメージした仕上げ作業に。ここまでで鍋の中の汁気が多ければそれなりに飛ばす。かき混ぜていくと金時豆が程良く潰れてきて、絶妙なトロトロくったり加減になってくる。汁気の量と豆の潰れ加減でとろみを調節する感じ。おたまで数回潰しにかかってもいいくらい。ここがいんげん豆の重要さでありキモ。そしてガルバンゾはこの過程でも潰れることがないからアクセントぶりが消えない。テロテロに煮込みきったらもう完成!

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  • あとはただMAZO飯を喰らうのみ

美味〜い!

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メイン肉から溢れ出る肉肉しさ、セカンド肉からダダ漏れされる脂分を、鍋から一滴漏らさず煮込みきり、それを金時豆が強引にまとめてしまうように見せかける。肉と豆の、この逃げ道のない凝縮感に、あぁもうご飯が進んで仕方がねぇ!!こんなクソ下品なメシを己の胃袋に…

つべし!打つべし!打つべぇぇぇぇし!!!

…ふぅ。あーもう半年はフェジョアーダは食いたくねぇわ。もう十分です。うぇっぷ。

そう、このぐったり感。これこそがフェジョアーダ、これぞMAZO飯なのである


  • オススメはウィークエンド・フェジョアーダ

みんなホント、フェジョアーダのポテンシャルを甘く見てる。

まず豆は美味い。めんどくさくて敬遠されがちだけど、ウェンディーズチリはみんな好きだったはずだし、これから枝豆もたらふく食うわけだし、お赤飯なんてもう米×豆の最高傑作。みんな豆のウマさに気づいてるはずなのにちゃんと向かい合おうとしない。そんな豆どもにプラス肉をドバドバと下品に煮こんで、米と一緒に喰らう。あぁ、なんと相応しいMAZO飯…

行程的にはただ煮こむだけ。味付けも必要なしで非常に簡単(塩豚から出る塩分で十分。ご飯と食べることを考えて足りなければ塩で調節する程度)。今日では某学校給食にも出されているとかいないとか。けど、やはり時間がかかりそうだと敬遠されることがどうしても多い食べ物でもある。

例えばもう、これを読んだ人は土曜日に作ると決めちゃう。もう決定しましょう。それに合わせて平日に買い込んどけばいい。塩豚の出来具合にキャッキャウフフしてたらあらもう金曜日タモリ倶楽部だよ!ってなる。そうして土曜日、のんびりJAGSでも見ながら煮込んでれば簡単に完成するんです。そしてMAZO飯をかっ喰らう。余計に取り過ぎたエネルギーは、翌日の味スタで消費すればいいのだ!飛び跳ねろ荒れ狂え!!


言いたいところも思うところもたんまりあるし、今の自分の考えそれは大方の人とほぼ同じだろう。けど、それでも同時進行で、結局は今出来る条件で出来ることをやるしかない。今やるべきことの足を引っ張っていてはいけない。試合中はなにより目の前の勝ち点3に集中すべき。戦う選手が戦ってないのならば我々は「戦え 俺の東京 今日も勝利を信じて」と言葉に乗せて青赤戦士の頬をひっぱたくことが出来るのだから

こういう時だからこそ、ブラジルソウルフードを食べながらセザーの活躍を願う自分でありたいのです。

…次回エントリではマジメに東京お話をする予定です。予定は未定ですけど。正田醤油スタジアムに行けてない身なので、湘南戦まで控えるかもだけど。湘南-京都とこの連戦、非常に重要です。

その前に、腹が減っては戦は出来ぬのです。MAZO飯ぶち込んで、重要連戦をこの目で、偏見で曇らさずに見届けたりましょうよ。それが瓦斯サポ糞野郎の心意気ってもんだろ。

2011-04-27

そのパスは貴方のために レビュー -千葉戦

レビューにおいて、基本「決定力不足で…」とか「決めるべき時に点を決めなかったから…」っていう物言いはしないように心がけている。

それはサッカー本質として、サッカー勝敗得点によってのみで決まるゲームなわけだから、負ければ「得点が決められなかったから」勝てば「得点が決められたから」な事は明白だからだ。それは、今の荒んだ心情に沿った表現で言えば『馬鹿評論』だと思っている。その言い方は無思考だし、見方として突き詰めていない。

こぼれに突っ込む谷澤が何故あれだけ決められなかったか

ボールフィーリングが無かった」と自分コメントしてるくらいならば、ボールにひっかけて蹴るようなキックの種類を毎度選択し結局枠を捉えられないとかではなく、どこかで面を作って叩く等の、何よりも枠内を捉える選択をすべきだっただとか。逆に、選択せざるを得ないほどに、あの場面では千葉DF陣は身体を張ってコースに投げ出してもいた(4人プラスGKが枠内でコースを消していた)から、それを嫌った思考があったかもしれないだとか。

その答えはピッチ上の、あのシチェーションに遭遇した彼らの中にしか無い。察することで、自分ですらこの無い脳みそ巡らすことで、掘り下げればいくらでも可能性は出てくる。ピッチ上を尊重しなければいけないと思う。そこを読み解く”気”がなければそもそも意味が無いが。


大熊監督現在のチーム状態を表すフレーズとして最近よく口にし、またかなり悩んでいるであろう、スタメン構成上の「安定」or「危険」が、展開に如実に出た試合だった。

なめらかな加速と独自のアイデアでチームに違いを、異物感を加えられるが守備で計算が立たないセザー。足元の技術などの”様々な手段を駆使して”味方にボールを配給できるが、怪我明けの不安を抱えるミリガン。この両者を排した前半と、後半開始直後に両者を両チームとも同じタイミングで”予定通り”に出場させたことからも、両監督の考えは見て取れる。そういう意味ではクローズドな前半だったことはある意味予想通りでもあった。

お互いが安定を狙う前半とはつまり、両監督の狙いが一番反映できる、その信頼度が一番高いメンバー構成だったとも言える。

東京だけ言えば、その狙いはまず攻撃面で、切り替え直後にボールを前に運ぶこと、それに周囲が追随するランをサボらないこと。あくまでゴールに向かいながらのアイデア、そこの勢いを殺さないままにどうゴールをこじ開けるか。これは中断中に練習してきたとおりの攻撃であり、開幕戦に比べて大きく変わった部分。そして守備面ではオーロイ意識した守備、こぼれの意識大分高く、拾えてもいたと思う。


お互いHTに予定通りの交代はしたものの、東京がHT以前にイレギュラーな交代を既に済ませているというのは、千葉との大きな違いだ。見返すことなんて怖くて未だにしたくないが、オーロイ対策としてセカンドボールを徹底していた東京にとって、米本の負傷離脱は何より厳しかった。

予定外の米本離脱と予定通りのセザー投入で、東京としては『予定外の危険モード』で後半を挑まざるを得なくなった。これが微妙な、そして大きなズレになったのかもしれない。狙いを続けることができなくなり、具体的には終盤は殆どセカンドボールを拾えなくなっていた。千葉よりも先に垂れてくるとは正直想定していなかったのでこれはショックだった。

しかしその諸々はあったとしても、千葉が思っていた以上にチームが出来ていたことは確か。自分としては目測を誤った点。特にウチにとって苦しかったのは、やはり千葉の守備。

オーバーラップ自重させ、SBも込みでガッツリと中を閉じにくるDFラインはこういう時に強い。東京としても、枚数をかけてゴールに迫っても、千葉が既に4枚+αの状態からスタートしているアドバンテージは大きく、東京はそれを上回ることが出来なかった。最終局面であれだけゴール前に人数がいたら、こじ開けるのはなかなか厳しい。

またセットプレーにおいても千葉の守備に抜かりはなかった。千葉のCK守備を見ると、オーロイの高さを活かしたいのか相手にマークを付けないゾーン型の守り方だったが、それを見越して東京小平での直前練習においてショートコーナーの準備をかなり入念に行っていたらしい。しか千葉は、ショートコーナーでキッカーに寄る東京選手の警戒を怠らなかった。特に後半、目の前で千葉の守備の様子を見ていると、チームとして意識が緩んでない様子はよく見えた。セットプレー守備直前のゲッセル投入という無茶な状況でも、ゲッセルがペナ内に急いで入るまでの間にオーロイ岡本昌弘で「どのゾーンで守らせるか?」のやりとりを既に済ませていた。スカパー解説で城福さんが指摘していた、米倉恒貴を壁に呼びこんで足りない分を補充する指示をしたのもオーロイだった。そういう意味では、穴がない、この試合に限ってみれば千葉の守備は見事だった。

東京オーロイゾーンを避けた、ファーを狙ったCKっていう、もうひとつの狙いも見て取れはしたが、それでも、もっとショートコーナーを仕掛けていかないといけなかったかもしれない。ショートコーナーを用意していたのならば尚更だ。


東京の攻撃は、この千葉の守備から得点を奪うまでは至らなかった。多少は千葉の守備に甘さがあるものだとは思っていたが、そんなことは決してなかった。

東京問題点はとりあえず2つ。

一つは前4枚の流動的なアタックが補完し合う関係になっていなかったこと。

特に高松がサイドに流れすぎたこととそれを他の選手が埋めきる事(枚数的にも実効プレー的にも)が出来ていなかった。高松がサイドに流れると、本来「ゴール前で人数をかける」はずだったのがサイドに余計に人数がかかる状況になっていた。究極、サイドはサイドの選手に任せれば良かったと思う。

それに付随する形で、もうひとつは「味方を活かすパス」が少なかったこと。

前述の流れから続ければ、前線を主導する選手たちがサイドにも関わろうとしすぎて、逆に阿部巧を上手く使えなかった。逆サイドのSBは上手く使えていたが、同サイドのSBは使えなかった。それも距離感が近すぎたし、本来の狙いである「ちゃんと中央で脅威を持たせてからサイドへ」の原則が攻撃に表現できてなかった。崩せないときには、崩さずに点を取る。その武器の一つであったSBからクロスは、こういう守備の相手にこそ多く試したかったが、その機会はイマイチ少なかった。

そしてセザーを活かすことも現段階ではまだ全く十分ではなかった。右SHとして、逆サイドにボールがあっても張って待つだけで、貰う方も動きがないし出す方も見えていないの悪循環。セザーが活躍したとしてもそれは、単純に出して受けてドリで運んで…のパターンのみ。セザーのためのパスは殆ど出なかったと言っていい。それは”オーロイのためのパス”を出せていた千葉とは大きな違いだ。


自分としてはかなり堪えた試合だった。

変わりつつある東京を、大熊監督が取り組んでいる攻撃の一端を、時系列の流れからは確かに見て取れ、それがピッチ上で少しではあるが表現もされていた。しかし、以前のエントリ言葉を借りれば『これだけ提示できていれば、その形の中で次の段階として、パス精度を、そしてフィニッシュも堂々と問える。』そんな試合でもあった。そしてその”段階”にいざ立ってみると、感じるのはそのステージの険しさ。思い出したと表現してもいい。それを千葉からプレーで学ぶハメになる。

オーロイのためのパスを通せていた千葉。セザーのためのパスをこれから突き詰め”始める”東京。その道はどれほど険しいのか?

やり方によって、もしくはチーム構成によって、”シンプルな攻撃とは?”の解はいろいろあると思う。それが千葉だったら高さだった。では東京は?しかし、アイデアは問われてるとは言えど、あくまでゴールへ向かう圧力・勢いを殺さないままに発揮しろと求められるサッカーってのは、自分からすれば十分にシンプルサッカーだと今でも考える。

それでも、相手の枚数が揃っている以上は、それを突き抜けるアイデア・プレー・スピードを駆使しなければ、相手を上回らなければゴールまでは届かない。シンプルにやったつもりでも、それでもゴールのために問われるのは”余計に高度なプレー”なのかもしれない。

これでも駄目なのか?これでもJ2では凝りすぎているのか?

その解は今後証明されていくのかもしれないが、この試合だけで言えば正直、迷いが増す試合ではあった。


月曜からソワソワして、しかし何だかんだで東京の勝利を信じ、それが試合に近づくにつれムダに膨れ上がっていく感じ。そして完敗を受けて腹いせに糞みたいなMAZO飯(例:メガてりやき)を己の胃袋をいじめるが如くぶち込む。これぞJリーグのある日常なわけだけど、慣れない身体にいきなりこれはキツイ(笑)それはほぼ全ての東京サポがそうだったと思うが、自分はこういう流れで、思考で喰らったメガてりやきであったということはちゃんと表明しておきたい。

試合前はこれまでやりとりさせていただいた id:aratasuzuki さんとお会いでき、プロレストークも出来て楽しかったというのに…ただ、ミリガン砲については結局教えてくれなかったけどな!(泣 

場所変わって次の対戦は11/26、味スタ最終戦でありシーズンクライマックス。この時にはまた何かやりましょう。で、その時にはもっといろんな外野を巻き込んで、面白みのある企画が出来ればと企んでみる。

その時は、東京日本も今よりハッピーであるといいね。それを作るのは自分自身だけど。

2011-04-22

奪還せよ! プレビュー -ジェフ千葉戦

3/5、J開幕鳥栖から2日前の木曜日。大熊東京鳥栖戦に向けて入念なセットプレー対策を行っていた。

CKにFK、左右中央と様々にボールを置き、ポイントを設定する。キッカーとして立つのは大熊監督スタメン候補としてゴールマウスを守る塩田仁史は、壁を作る指示を飛ばす。壁の後ろには、ニアボールを弾くストーン役として平山相太を配置。体制整うと、ボールポイントの位置から大熊監督は様々なパターンボールを蹴り込む。

「こういうパターンもあるよな?どうすんだ山岸

ゴール真裏に構える山岸コーチが「こういう時は…」と答える。セットプレー守備に関しては山岸コーチがスカウティングをしてるのか、相手のマークを誰がするか?の指示なども山岸コーチが中心となって伝える。また山岸コーチの横に立つは、当時怪我明けながらも開幕スタメンを必死で目指していた権田修一。権田も、練習の流れと関係ない部分で気づいたことを、選手にどんどんと伝えていく。

「こんなボールの時はどうするんだ?」と大熊監督塩田平山の間に落ちるようなボールを入れてみると、塩田が出て弾くのか、もしくは平山が下がって弾くのか、どちらがいいか山岸コーチ・権田・塩田平山での確認が始まる。結論を出すまでのあいだも、いろんな角度から見守る長島コーチ・長澤コーチセットプレー守備対応について「さっきのは…」と選手に声をかけ、それぞれ個別で確認。対応に結論が出たところで実践してみると、上手く弾けたボールを拾った羽生直剛がその途端にプレスに来る相手役選手をかわして前線に構える鈴木達也に絶妙フィードアドリブプレー。それを見て「ブラボーだ!」と手放しで褒める大熊監督

この鳥栖戦直前の小平での練習内容を聞いたときには、お見事!だと思った。課題だったセットプレーも、ここまでのことが続けられるのならば間違いなくこれまでよりも良くなると思うし、出来る限り続けていって欲しい練習である。当然、千葉戦に向けても。

大熊監督の”細部にこだわる練習”ってのは、それぞれが勝利に直結する”種”のようなものであり、大熊監督の負けず嫌いぶりがこのような形で表現されたものだと言える。大事な開幕戦に向けて、かなり具体的な種を小平で仕込んだことが、悪いなりに勝ち点3を拾うあの結果に繋がった。また、その種をピッチの上でどう使うか?繋ぎ合わせるか?その大きなデザインが現状の課題だとも前回書いた。

そのそれぞれが発揮されるのは、問われるのは、いずれも実際のピッチの上だ。審査の場が無事に用意され、それを見届けられる幸せを我々はめいいっぱい浴びなければいけない。そしてスタジアムの外に出れば、その幸せを守る、幸せを与える、幸せを取り戻す活動を、全ての人のためにしていく必要もある。

どちらにも全力を。その切り替えこそが、'11シーズンを戦う我々の生き方になる。


ちばぎんカップJリーグ第1節、公の場で試合したのがこの2試合だけでは、本来サポーターレベルでドワイト千葉を把握することは出来なかっただろう。しかし今回は、ゆっくりいこうさんとのやりとりでarataさんも改めてまとめたエントリを書いていただけたおかげもあって、ドワイト千葉イメージもしやすいし、またその先入観が現地でいい意味で壊れる楽しみも増えた。今回こうやってやり取りが出来たarataさんには感謝言葉しかないです。

詳しくはぜひあちらのエントリを読んでいただきたいが、ドワイト千葉を要約すれば…

自分はこのようにエントリを、ドワイト千葉を読んだ。

今回戦うに当たって、何より目を引いてしまうのは最前線に構えるオーロイしかないわけだけど、そのオーロイのデカさは、得点で活かそうというよりかは起点というか目標として活用したい様子。北九州戦では相手を引きずりながらヘダーかましたのを見ても分かるように、高さとともにパワーもある重戦車系。そこで一発どかんと相手守備陣形をぶっ壊してもらい、そこへ2列目配置された選手が飛び出すという攻撃。右SH左利きの深井、左SHに右利きのマットを配置しているのを見ても、ドワイト監督がどこで点を取らせたいのか?思惑が透けて見える。千葉の戦い方としては、このような攻撃が中心になるだろう。

それに対する東京が頼もしいと思えるのは、それらの情報が(当然だけど)ちゃんと入った上で、対策をちゃんと考えようとしているから。365日FC東京後藤勝さんのメルマガを読むと、大熊監督からは対策についてかなり具体的な部分についてまでコメントをしている。TMで対戦した甲府SH永里源気の飛び出しを千葉米倉恒貴に重ねあわせて、ボランチが追いかけて捕まえるのか縦で受け渡すのかをはっきりさせたい、と明言していた。

他にも、オーロイ比較的動きたがることから阿部巧のサイドに流れての競り合いを狙ってくる場面もあるだろうから、その際の直接的な対応と相手2列目の飛び出し方の変わり方、それを捕まえる際の守備対応側の変更の件についても。サイドからカットインが多いことからSBも絞りながらの守備力が求められるだろう。

また、その対策の一つとして考えられているのが、徳永悠平ボランチ起用。パワーを持った対人守備が出来る選手として、オーロイサンドで潰しに行く選手阿部巧オーロイミスマッチにフォローに入ってもらう選手として抜擢が予想される。徳永自身、昨年のボランチ起用で随分とレベルを上げたし、現在の大熊東京ボランチの役割であれば充分以上の活躍が期待できる。ピッチ上ではこの徳永米本そして羽生ボランチ候補+トップ下の梶山を加えた3人が、相手2列目の米倉恒貴・マットラム・深井正樹に3列目佐藤勇人をちゃんと捕まえられるかどうか?が東京としては守備のポイントの一つになる。


対する東京の攻撃。

何より重大なことは平山相太の長期離脱だが、とりあえず千葉戦について言えば高松大樹が万全の体制だ。さすが大分トリニータをこれまで引っ張ってきた(そしてこれからも引っ張っていくはず)選手小平で馴染むのも早かったし、自分が見たときには特に梶山陽平と相性良いのか楽しくやり取りしている様子が嬉しかった。それがこの緊急事態に、高松・梶山コンビでビッグマッチに挑むことになりそうなのだから面白い

同じく高さのあるポストプレーヤーとして大きく括れる平山相太高松大樹だが、細かい部分を見るとタイプは違う。

平山相太は身体を張るパワーの強さと足元の技術を利用して、前線ボールをキープし、時間を作れる。そして、自分の近くを曲線的に動く選手、その動線上に置いてあげるような叩きが得意な選手。対して高松大樹は、平山ほどに足元でキープ出来るわけではないが、平山よりもパスレンジが広い。右サイドでクサビ受けたのを、ひょいと反転してして左サイドに大きなパスを出すことが出来る選手だと表現できる。

これが例えば城福東京であれば、時間を作るという重大なタスクをこなせる平山が重用され、高松では出番があるようにはイメージ出来なかった。しかし今の、選手に直線的に裏のスペースに大きく飛び出していって欲しい大熊東京においては、むしろ高松のほうが相性が高いかもしれない。

これにキープ力が図抜けているトップ下梶山陽平SH谷澤達也を起点として、運動量をもって一気にゴールに襲いかかる。梶山にボールが入ったのをきっかけに、高松・谷澤・鈴木達也が一気にゴール目がけて走り、さらには徳永悠平米本拓司ボランチどちらかがフォローに走り、サイドからは待ってましたと阿部巧がダイナミックに駆け上がる。この攻撃は相手にとってかなりの脅威だと思う。

また他方で、切り替え直後こそが縦パスの狙い目だと選手に植えつけていることもあるので、そのパスミスがあった際は逆に決定的な再カウンターを受けやすい面もあると思う。ランで相手ゴール前にかかろうかというタイミングでのパスミスは致命的になる。”やってはいけないパスミス”のシチュエーションは俄然増えた。その際に阿部巧の裏を突かれることもあるだろう。これはこれから一生付きまとっていく問題として、守備陣は確認し続けていくことになるだろう。

飛び出して行くことと、分厚いフォローランを周囲がサボらない姿勢は、大熊監督小平で徹底して練習してきたこと。面白いのは、今の東京選手ボールホルダーを呼ぶ声が非常に多い。ホルダーに対し選択肢を与えるランを周囲が忠実にこなしつつ、かつ「俺を使え!」と多くの選手が呼ぶ。これは今までになかった大きな変化。このスタイル選手も手応えを感じつつあるのではないだろうか?

その成果がTMレベルでは実現するようになってきたのを確認できたTM明治大学戦は、非常に収穫が多かった。チームづくりの段階が一つ登った様に感じる、非常にポジティブなものだった。これだけ提示できていれば、その形の中で次の段階として、パス精度を、そしてフィニッシュも堂々と問える。

これが千葉相手にどれだけ発揮できるのか?また千葉がどう守るか?

そして後半には、”怪物”ロベルト・セザーが満を持して登場する。

非常に楽しみだ。


最後に一応、東京のみだが予想スタメンを。TM明治大学戦の布陣。

−−−−−−30高松−−−−−−

39谷澤−−−10梶山−−−11鈴木

−−−−7米本−−2徳永−−−−

26阿部−6今野−−3森重−33椋原

−−−−−−20権田−−−−−−

羽生ボランチスタメン起用し、徳永ボランチパターンを逃げ切り用として残しておくスタメンも考えられる。羽生徳永、どちらをボランチとしてスタートさせ、どちらのパターンを残しておくかで、大熊監督の思考が覗けるかもしれない。

途中出場としては、まず9ロベルト・セザー試合勘はまだ分からないがコンディション的には抜群なので、またセザーがそういった勘的な要素で左右されない武器があるので、どういう場合でも投入はあるだろう。さらに攻撃的に行く必要があるならば”セザーの恋人大竹洋平も当然出番がある。対人に強く攻撃でも前に飛び出せる中村北斗は攻守両面で投入しやすいカード、逃げきり布陣として弾き返し役にアンカー高橋秀人を入れた完全守備シフトもある?


この1ヶ月近く、J再開戦の相手がジェフ千葉だと決まってから、それこそ1ヶ月ぐらいはずっと千葉戦のことを考えてきた。千葉戦のための準備をしてきた。

実際に現地でボランティア活動をしてきたサポーターには尊敬の念しかない。安全な試合運営のために新しい仕組みを模索作成してくれたクラブスタッフには感謝しかない。そして、選手スタッフ。コンディションを整えたり、チームの熟成を進めたり、オーロイ人形作ってみた(笑)けど、どれもが、それぞれの立場でやれるベストだったはず。その上で成り立つ今週末は、感謝と祈りの週末となる。

サッカーのある日常サッカーのある幸せ

それを守る戦い、取り戻す戦いが始まる。

今週ずっと、楽しみで仕方がなかったよ。不思議と、負ける気がしないもんだね。