【定理8a】

補足説明

以下は、「搬送時間ありG/D/1のサイクルタイム定理。CETとTUとTLは一定 の場合」で述べた定理の証明の一部です。証明は、「【前提a】」から始まっています。

【定理8a】CET{\le}t_e(LP-1)であれば、S'_l=S_l+TLE'_l=E_l+TLが成り立つ。

(証明)

  • 定理5aに次々と定理7aを適用していけば、全てのロットlについて、S'_l=S_l+TLE'_l=E_l+TLが成り立つことが分かる。

(証明終わり)

議論の継続

この【定理8a】は【定理9a】で使用されます。

【定理9a】

補足説明

以下は、「搬送時間ありG/D/1のサイクルタイム定理。CETとTUとTLは一定 の場合」で述べた定理の証明の一部です。証明は、「【前提a】」から始まっています。

【定理9a】CET{\le}t_e(LP-1)であれば、W'_l=W_l+TL+TUである。

(証明)

(証明終わり)

証明の終わり

定理9aから「搬送時間ありG/D/1のサイクルタイム定理。CETとTUとTLは一定 の場合」における

  • CET{\le}t_e(LP-1)  ならば  g(u)=f(u)+TU+TL

が証明されました。
ではCET>t_e(LP-1)の場合はどうなるか、と言えば、定理2aより

  • g(u){\ge}f(u)+TU+TL

が言えるのみです。