NBA観戦

International Officeで購入したNBAチケットでシカゴブルズ対ボストンセルティクスの試合を観戦に行く。本拠地のユナイテッドセンターはダウンタウン西、アイスホッケーのブラックホークスと本拠地を兼ねている。ユナイテッドセンターまでは、International Officeが貸し切ったスクールバスで赴く。YASUにとっては丁度よい大きさの座席であったが、同行したFさんには小さすぎたらしく足が収まらず苦労されていた。親切にもバスは、ビル街の真横を通ってくれたため、シアーズビル等のビル群も拝むことができた。ビルに登るのは嫁が来るまでのお預けとしておこう。

ユナイテッドセンターの観客席は予想外に大きく、1万人程度の観客が収まりそうな大きさである。マイケルジョーダン引退後のブルズはしばしば最下位に低迷するチームになったと聞いているが、それだも8割方の席は試合が開始されると同時に観客で埋め尽くされた。

試合の序盤はセルティクスペース、セルティクスの方がパスを素早く回してスペースを作った上で着実に得点を重ねていく。一方、ブルズの方がパスがうまく通じないため、相手の反則をさそうべく強行にシュートをねらいに行く。当然ながらシュートの精度はセルティクスの方が上であり、セルティクスが10点前後リードした状態で、試合は第2ピリオドを終える。

ピリオドとピリオドの合間、作戦タイムの合間の球団の演出がまた面白い。急場のボーリング場を作製してバスケットボールでボーリングをしたり、80過ぎの老若男女がセクシーダンスを踊ったり、チアガールのお姉ちゃん踊ったり、パラシュートでTシャツが落ちてきたりと、観客を絶対に飽きさせない。また、2,3階の欄干一面に張り巡らされた液晶ビジョンによる演出がすばらしい(実際に見てもらわないと分からないと思う)。
これらのシステムは是非ドラゴンズも真似てもらいたいものである。




試合は第3ピリオドから徐々に動き出す。セルティクスに疲れが見えてきたのか、スペースを作ってシュートをする機会が減ってくる。また、ブルズの方が12番の選手(Kirk Hinrich)
が比較的フリーになる機会が増え、徐々に点差が縮まり、第4ピリオドには同点に追いつく。

アトラクション以外に興味をそそられたのが、ホームとアウェイの格差である。アウェイのセルティクスのメンバー紹介は、淡々と紹介されるだけなのに、ブルズのメンバーが現れる時には、あたりが暗くなりチアガールズの花道を通って選手が登場する。
一番面白かったのがアウェイチームのペナルティーシュートである。あらかじめ、ゴール正面の観客に風船や、Boo! (だと思う)と書いたプラカードが渡されており、アウェイの選手がシュートをねらうと一斉に、Boo!!!!と観客がプラカードや風船を振りながら雄叫びを挙げる。まぁ、とにかくおもしろおかしくアウェイの選手をおちょくる趣向には関心させられた。

試合は残り7,8分にブルズが逆転に成功し、最後は100-94のスコアでブルズが勝利する。試合前半の観客の声援は非常にやる気の無いものだったが、同点に追いついたあたりから、活気を帯び始め、最後にはYASUも容易にBoo!と騒げる雰囲気へと変貌した。
やっぱり、プロスポーツは勝ち試合を見に行くに限るなあと感じ入った次第である。

試合が終了したのは22時前(開始は19:30)。家に着いたのは00:00過ぎであった。

よくよく考えてみると、これがシカゴに来てから初めての観光である。
ただひたすらに楽しかった次第である。
21日のWthite Sox戦が今から楽しみである。

<留守番日記> 白川郷

名古屋発のバスを利用して、白川郷に遠足にいってきました。
岐阜バスの名古屋ー白川郷線は4月1日から11月までの季節運行です。その初日、今日はキャンペーン価格で通常往復7000円のところが1500円。今年は豪雪でまだ雪に埋もれているという世界遺産白川郷。片道3時間のバスの旅です。

名鉄バスセンター9時発。特別価格ということでほぼ満席。両親と旅に出るなんてとっても久しぶり。(YASUの居ぬ間の親孝行。)
東海北陸自動車道、周囲は真っ白の雪。日光が雪に反射して眩しい眩しい。高速を降りて156号線を30KMくらい走るのですが、これがすごい山道。トンネルが多く、大型車はすれ違いが出来ない道幅なのでバスは延々クラクションを鳴らしながら通行します。(どけどけ〜)トンネルの天井からはものすごく巨大なつららがいっぱい垂れ下がっていてさながら鍾乳洞探検。
12時、白川郷着。天気は快晴。でも集落は雪に埋もれてます〜。
  
屋根の葺き替えの様子を見たり、内部構造を観察したり。ご飯食べたり、お土産買ったり。
 
午後4時10分のバス発車まで、タイムスリップした気分で集落内の散策を楽しみました。

気になったもの。操作レバー類に男のロマンを感じてしまったり。

正体は除雪機でした〜。