先日はハワイの物価についてお伝えしましたが、
chikirin.hatenablog.com
今日は、ハワイ訪問の主目的であった真珠湾の戦争ミュージアムについて書いていきます。
ハワイのパールハーバー(真珠湾)は、1941年(昭和16年)12月8日未明(ハワイ時間では 12月7日)に、日本軍が真珠湾の米国海軍基地を奇襲し、日米開戦の火蓋が切られた場所でもあります。
真珠湾には現在、当時の真珠湾攻撃に関する戦争ミュージアムが 4つあり、今回はそれらを丸二日かけて、しっかり見学してきました。
4つとは下記
1)Pearl Harbor National Memorial
2)Pacific Fleet Submarine Museum
3)Battleship Missouri Memorial
4)Pearl Harbor Aviation Museum
1と2は同じ場所にあり、3と4は専用バスで移動するフォード島の上にあります。一日で全部みるのはかなり大変。
あと、1はふたつのセクションに分れているので、全体としては 5セクションって感じです。
この戦争博物館、ものすごく風光明媚な場所にあり、お散歩してるとほんとーにのどかなのですが、
売店では当日の「戦争が始まった!」ことを伝える新聞のコピーが売られていたり、
モノポリーの戦争版が売られていたり
内容的にはしっかり「戦争博物館」です。
つまり私にとってのハワイ訪問は、多くの人にとっての広島訪問、長崎訪問と同じ趣旨の旅行だというわけです。
★★★
具体的にみていきましょう。
1)Pearl Harbor National Memorial
こちらはパネル展示のセクションと、沈没した戦艦アリゾナの上に作られた慰霊施設のふたつからなっています。
パネルセクションでは、真珠湾攻撃の戦略をたてた日本の海軍大将、山本五十六について非常に好意的に(?)説明がなされています。
てか「Remember Pearl Harbor」という言葉がまったく見当たらなくてビックリしました。昔はあったのかな? 今は日米関係がよいので削除されてる??
このセクションの展示内容や私が感じたことについては、Voicy で詳しく話してるので興味あるかたはぜひそちらをお聴きください。
もうひとつのセクションは、真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に作られた慰霊施設。
戦艦アリゾナは今でも真珠湾の浅い場所に沈んだままなのですが、その上に、直角に交差する形で慰霊施設が作られています。
外観はこんな感じ
位置関係はこんな感じ
神聖な場所なので騒いだりしないようにと、何度も何度も注意がありました。
★★★
2)Pacific Fleet Submarine Museum
こちらは当時の潜水艦がそのままミュージアムになったもの。
やや古い型とはいえ、潜水艦の中がこんな大規模に公開されてるのはかなり貴重。
操縦席のメカ類とかすごい複雑!
乗組員のベッドルーム
この穴は、魚雷を発射するための先端の穴です。すごい迫力!
★★★
近くには、日本の回天も展示してありました。
「かいてん」って知ってます?
↓
いわゆる魚雷型の特攻隊なのですが、知識としては知ってたものの、こんな巨大なものだったとは初めて知り、かなりびっくりしました。
回天がこんなきれいな状態でみられるところ、日本にあるのかな??
★★★
というわけで、ここまででも一日がかりと、ものすごく充実した施設なのですが、これだけで終わらないのが戦争ミュージアム@真珠湾のすごいところ。
次回はこれこそ日本人の MUST SEE であるミズーリー号も戦争博物館として公開されてるので、そちらを紹介します!