触りたくなるカレンダー Staccal〜設定編

操作編に引き続き、設定編です。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

Staccal - 11種類レイアウトの高機能カレンダー 2.3.2 (¥200) App
カテゴリ: 仕事効率化
販売元: gnddesign.com(サイズ: 12.9 MB)

Staccalの操作性に勝るとも劣らないもうひとつの魅力、それはなんといってもカスタマイズのバリエーションの豊富さ。わがままなユーザの細かい要望にも応えられるよう、細部に至るまで「自分のためのStaccal」にする選択肢が用意されています。

画面右下の設定ボタンから表示されるこの設定画面が、そのカスタマイズの入り口です。


やっぱりそこは自分で選びたい


まずはテーマのカスタマイズ。
操作編のスクリーンショットでもしれっと変更後のデザインをお見せしてますが、リフィル6色と背景(画面下部のボタン部分)2種7パターンから選択出来ます。

リフィルは、個人的にはもう少し薄目の色のほうが飽きがこなくてしっくりきそうなので、それぞれの色で濃淡3段階くらいから選べるともっと嬉しいですね。
背景はWoodデザインのほうがこのアプリには似合ってる気がします。あくまで個人的に。


基本設定では曜日や月の表記言語などを細かく選択出来るあたりは痒いところに手が届く、ユーザの好みを最大限尊重しようという心遣いが感じられます。

バッジの表示内容も選択出来ます。


また、一日のタイムスケジュールで使わない時間帯は省略できるように、利用時間帯を指定出来ます。デフォルトは6:00スタートですが、もちろん0時スタートで24時間フルに記入することもできます。

時間帯とは別に、表示する時のデフォルト位置を指定できるようになるともっと使いやすそうです(当日のみ現在時刻周辺が表示されます)。


自分のための最高のビューを選べ


デフォルトでは5種類のビュー(月、週、日、縦型7列、縦型1列)が画面下のボタンで呼び出せるようになっています。


しかし、実際には11種類のビューが用意されていて、それらのうち最大6種類まで自由にボタンとして配置することが出来ます。これこそが、操作性と並ぶStaccalの目玉ですね。設定画面の「カレンダービュー」から設定出来ます。


さて、僕は日ビューはボックスよりもバー表示の方が見易そうなので置き換えてみます。アイコンも自由に設定出来るってのもいいですね。絵文字を含めた文字も使えますが、今回は用意されているバー表示らしいやつを選んでみます。


さらに、枠が一個空いてるので「検索ビュー」を追加。


すると、画面下部のボタンもこのようになります。


バー表示はこんな感じ。


検索ビューは、イベントを一覧で確認出来て、かつタイトルで検索して絞り込み可能。

※今のバージョンでは、検索結果が一見表示されてないように見えて、ものすごく上のほうに隠れてることがあるみたいです。改善されると思いますが、繰り返しプルダウンすると出てきます。


更にさらに。
長押し、ダブルタップ、トリプルタップの各アクションに割り当てる動作をカレンダービュー毎に指定することも出来ちゃいます。本当に痒いところに手が届く。


僕のオススメ設定は、月ビューのトリプルタップを、日ビューへの移動に割り当て。これでトリプルタップしたセルの日ビューをダイレクトに表示できます。長押しだと事前に選択状態になってないと自分が選んだつもりの日に飛んでくれないし、イベント登録済みの日だとイベントの誤選択になりやすい。ダブルタップでのイベント追加は便利なのでそのままとすると、トリプルタップなら最初のタップでその日が確実に選択されることになるので違和感なく移動出来ます。

因みに逆向きの移動(日ビューから月ビューへ)も同じように割り当ててみました。下のボタンワンタップで戻れるし、こっちはあまり使わないかもですが。


細部まで自分のものに出来るオプション


他にも、イベント追加操作に関する挙動設定や、13カ国の祝日や六曜を表示させる設定。


更にはテンプレートや履歴の編集も設定画面から出来ます。


操作編では既に存在するイベントからのテンプレート登録について触れましたが、この画面で事前に作って登録しておくことも可能です。使い方は人それぞれですから、こうして同じ作業へのアクセスが複数用意されているのも大事なことです。



あとは、カレンダーに関する設定ですね。多くのアプリ同様表示非表示がカレンダー毎に指定出来る他、色や太字など指定出来ます。


個人的にはイベント追加の対象デフォルトカレンダーをここで指定出来るのも嬉しいです。殆どの予定を家族共有用に作ったGoogleカレンダーに書き込むようにしてるので、それがデフォルトにできないアプリはそれだけで使いにくくなっちゃうんですよね。


「最高の選択肢」へのアプローチを!


ざっくり見てきましたが、如何でしょうか。
最初に触れたように、このアプリには多様な選択肢があって、自分にとってのベストに近づけるための手段が存在しています。そう、「選択肢がある」ことが大事なのです。このアプリを使うかどうかという選択肢自体も含めて。


良いアプリにはついつい欲が出て、もっとこうなれば良いのに、とか勝手なことを考えてしまうのですが、まだまだこれは生まれたばかりのアプリです。これからどう進化していくのか。ビューやリフィルの種類が増えたりしたらもっと便利で格好良いアプリになりそうだし、想像するだけでワクワクします。


iPhoneにおけるカレンダアプリの最適なUIとは何か。
もしかしたらこのアプリはその答えに一歩近づいたのかも知れませんし、出来る事ならその高みを追求するアプリであって欲しいと勝手ながら思ったりします。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

Staccal - 11種類レイアウトの高機能カレンダー 1.0.0(¥350)App
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: gnddesign.com - Go Ando(サイズ: 6.1 MB)

どうしてもリンクを貼れと脅されたAppBankの[twitter:@spring_mao]さんのレビューはクオリティ高いので必見ですよ。

Staccal: 11種のビューから選べるカレンダーで極上の体験を。 - iPhoneアプリのAppBank
これまでメインのカレンダーアプリはiPhone標準の「カレンダー」でした。 @spring_mao です。サブ的に利用しているアプリにスケジュール機能がついているものもありますが、「カレンダー」がメイ ...