昭和の味 苦いビーフシチュー

昭和の洋食のデミグラス・ソース(ブラウン・ソース)は
小麦粉を炒めてスープストックでのばす正調のものだった。
スープストックも牛肉を香味野菜と煮込んで作った。
レトルトは無く、ソースは缶詰もルーも普及していなかった時代だ。
平成3年、東京の病院に勤務していた時、神田の書店街をよくぶらついた。
この界隈の助六という洋食屋はおとなの味、苦いビーフシチューと
ハヤシライスが絶品だったという随筆を読んで探したが、あいにく
閉店していた。ご主人は昭和56年に亡くなっていたそうだ。
外国航路船のコックを務め、寄港した外国のお店で
正調のデミグラス・ソースを教わったと聞く。
苦いデミグラス・ソースを求めて神泉町 ビストロ ヴァンボー
という店にたどり着いた。ここの主人もかなりの高齢で
ビーフシチューはおとなの味。常連だった作家 遠藤周作氏が
仲間内にしか教えず、秘密にしていた店だ。
この店も残念なことに数年前にご主人が亡くなって閉店した。

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13007346/

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