遊蕩爺の漂浪メモ

『翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記』 より移行

パリ同時多発テロ = 欧州版プチ911 −−− 因果応報、病んだ 「国際社会」

 Attentats du 13 novembre 2015 en Île-de-France

 November 2015 Paris attacks

 パリ同時多発テロ事件
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 記事: Prosecutor: Paris attackers worked in three coordinated teams
    November 14, 2015 6:04AM ET | Updated 4:00PM ET, Al Jazeera America



 記事: 'You're in a bar, then there are dead people'
    14 Nov 2015 22:34 GMT, Al Jazeera English



「たった」 129名+ の死亡で 「国際社会」 皆さまはヒステリックに大騒ぎ。911同様、テロの矛先が一瞬だけ小規模に逆向きになっただけなのに。「たたかい」 である以上、殺れば殺り返されるのは当然。


犯行声明は出されたものの、裏は取れていない筈。いや、裏は幾らでも 「作れる」 し、事前にお膳立て済みかも。死人に口無し、ってこともあるし。テロ行為なら何でも押し付けられる便利な 「IS」 の存在は、正に 「アルカーイダ」 と同じ類。アメリカにしてみれば、育てた甲斐があったワケで。


911 同様真相は恐らく闇に葬られ、アメリカの始めた 「テロとのたたかい」 は新たなステージを迎え、ムスリム敵視が更にエゲつなくなり、殺し合いが増えて 「西側の正義と経済の味方」 軍産複合体は大儲け −−− がこの先のストーリーでしょう。何も学ばない 「西側」 、歴史は幾らでも繰り返す。儲けになる限り。


日本では 「戦争諸法」 「秘密保護法」 などを正当化・強化し、武器の輸出などと併せ 「富国強兵」 の絶好の口実。有権者の絶大な支持を誇り、大手マスコミを手懐けた愚かな坊ちゃんが率いる軍事ヲタク政権は早速ホイホイと尻馬に。テロの矛先が日本国内に向くのも時間の問題。


  • リの同時多発テロ 許せぬ自由社会への暴力
     2015年11月15日(日)付、朝日新聞デジタル
     ”市民を狙った卑劣な暴力を断じて許すことはできない。 / 世界をリードする人権国家としての誇りも忘れずに、この難局を乗り越えてもらいたい。
    中学生高学年レベル、美辞麗句だけをちりばめた、お利口さんの作文。よく出来ました、ってか。アホメディアにケチをつけられるだけのことはあるかなぁ。
  • 「イスラム国」、高度に組織化、異文化標的
     産経新聞 11月15日(日)7時55分配信 via Yahoo!ニュース
      このタイミングで 『イスラムスンニ派過激組織「イスラム国」が、パリ中心部で戦後フランス史上最大規模とされる同時多発テロを敢行した。』 と断定、アホメディアの面目躍如。加えて、 『ここ数年で急速に台頭したイスラム国が主要国の首都で高度に組織化されたテロ攻撃を遂行できる能力を備えている実態を鮮明にしたといえる。』 とホザいているけれど、ISが壊滅出来ないのは組織化されていない、フラットに拡がる病気の様なものだから。無論アメリカなど西側が武器を供給する小集団はあるにしても、実態は 『IS症候群』 とでも呼ぶべき存在でしょう。百歩譲って今回の攻撃の実行犯がISあるいはそのシンパだったとしても、攻撃をアレンジしたのはカネで動く軍事コンサルタントであった可能性もある。また、 『スンニ派』 と分類するのは、同派を侮辱しかねないと思うが。

暴力の連鎖を断とうとするのは少数派かも。「国際社会」 皆さまはそんなカネにならない方向より、「テロとのたたかい」 なる戦争ビジネスに走るでしょう;

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