縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

丹後喰曲・2

丹後・間人のかにを称するブログはことかかない
ただ、わざわざ出向くこともなかった。
と言うよりも、かには不得手と思われている。
美味しいかににお目にかかることが少なく
喰わず嫌いの一種のようなものだろふ・・・
今回は、温泉巡りにかこつけて訪すことにした。


自然に恵まれた素材を、刺・蒸・焼・鍋で頂く。
鶏・肉の食材の多くがそうであるように
身と殻の狭間が実に美味と感じる。
そういふ楽しみのできるかにであった。
かに味噌の雑炊も上品な濃厚さに仕上げることができた。
さすがと感じる晩飯となった。
そして、朝飯のかにの白味噌汁も秀悦だった。


間人温泉は内湯も良いが、立岩を眺めるはしうど荘の湯も良い。
柱状節理の大岩が、海中にシュールな一枚の絵を描く。
シンプルな湯質は、優しく包むようだ。
間人は、急な傾斜の街並みにかにと温泉・・・


泉質の違うといふ宇川温泉・よし野の里に寄った。
すべすべ系の気持ちよい湯、
湯殿にヒーリング系音楽がしっかり流れ、
日本海を眺望する大きく広い窓を通し、
湯面と海面がシンクロしてみえる。
この新しい温泉ならではの演出は面白い。
次に、岩滝温泉は、ホテル喜楽家に寄った。
塩味の湯と庭園の中の露天風呂が印象的だった。


昼飯は、宮津駅前の富田屋で大衆海鮮を喰らった。
”まず一杯、汽車待ち二杯、味で三杯”とメニュに記されている。
そういふ歴史のあるレトロ感あふれる居酒屋さんだ。
黄ばんだ壁のお勧めから、今日の旬を聞き
ホタルイカの酢の物、ぶり刺身、
いわしの天ぷら、鮑のバター焼きを注す。
大盛りのぶりといわし、小つぶの鮑とイカ。いずれも新鮮だ。
小ごはんを追加して平らげた。二人で2630円。
ほんとかよ!このお値段は・・・
近くに創業百年という白藤屋菓子舗をみつけ、
桜餅と草もちを立ち喰いす。2個で320円。
宮津の花街が華やかな頃の趣を残す店内と甘味だった。


伊根の造り酒屋・向井酒造で求めた
江戸時代からの二級酒”竹の露”を土産に帰路につく。
これにて、「近畿温泉ひと巡り」の9温泉、
未湯は白谷温泉を残すのみとなった。


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レンズマメと牛蒡の玄米カレー

今日の昼飯は、雑賀屋東ノ丁のamica.で
レンズマメと牛蒡の玄米カレーをご馳走になった。1000円。


日曜日が営業になって初めて訪す。
ほぼ満席の時分時、幅広い客層に感心す。
旬の野菜を組み合わせるカレーは、
喰らうたびに新鮮だ。


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