ルナー帝国のカルト:ヴィスターのヘッコース

Epikt2008-04-26

●ヒーロークエストの神つながりで新しい道を歩くもの、ヴィスターのヘッコース(Hechkoth of Vistur)の教派です。 Vistur というのの読み方がわからなかったんですがグローランサ対訳に載ってました。ヴィスターだそうです。さらに地名で出身地のことだと思ってたんですが、 Donandar's Word Index に「七つのヴィスター(Seven of Vistur)」という言葉が載っていたのでわからなくなりました。そういうヘッコースさんです。

●神話は短いです。ヘッコースは女神セデーニヤの使徒だったエティーリーズがしたように、異界の奥深くまで旅し、境界を渡り、今までになかった道をつくりました。ヘッコースの自己の旅(Self Journey)は3つの異界に加えて、地界を旅するものでした。彼は武器を持たず、荒野を旅する技術とよくまわる舌だけを頼りにそのクエストを成し遂げました。

●くらいしか書いてないですね。この探索が何の役に立ったのかもわかりません。最初に彼が入っていた教派はエティーリーズの下位教派、道を見つけるものエティーリーズ(Etyries Pathfinder)だと思われます。

●ヒーロークエストというのは本来神話の再現で、それを行った神や英雄と同じルートをたどり、同じ結果を得るものです。しかしヘッコースは決まったルートを外れて新しいルートをたどり、別の結果を得るノウハウを開発しました。同様の技術に長けたのがデーフィクのボロヴィック(Borovich of Derfik)で、互いの教派は協力して調査をすることがあります。

●提供する神力は《生き物と友だちになる(Befriend Being)》《道づくり》の2つ。それに魔道書の『知られざる道』と精霊《安全な旅の精霊》を提供します。奥義は《宇宙の放浪者》で、あらゆる異界のペナルティを無効化するものです。何とでも友だちになってしまう力と安全に旅をする力の2本立てです。

●例えばヘッコースは上のクエストの途上で深淵の蛇鯨?(Whale-serpent)に殺されかけましたが、グランドレス?(Glandreth)の青い精霊との友情によって危険から逃れました。なんだかよくわかりませんが、異界で起こることなんてそんなもんです。ただし、この教派は信者に武器を持つことを禁じます。丸腰で異界に入るわけで、下手な戦士よりも度胸がいるかもしれません。

●職業はやっぱり学者でしょうか。商人でもいいのかな…。