海外旅行に関する日本語ウェブマガジン

 トラベルジャーナルゲートウェイhttp://www.tjnet.co.jp/は、旅行業界誌「週刊トラベルジャーナル」を発行するトラベルジャーナル社のウェブマガジン。ウェブ上での記事閲覧は、無料登録を済ませた“旅行業界、および旅行業界関連各社に従事する方”に限定されているが、「TJオンラインからの最新ニュース」などの見出しから、旅行業界の動きを知ることもできる。旅行業界関係者なら個人単位での登録も可能だ。

ついでながら、私が2002年7月15日から2005年3月21日まで「週刊トラベルジャーナル」誌上で毎月第3週号に連載していた「旅行販売・実務をパワーアップするためのウェブサイト活用法」を紹介する「デジタル情報源」で紹介したサイトの「デジタル情報源リンク集」http://www.geocities.jp/euro747/tjlink.htmlは今でも健在だ。

 当欄でもたびたび紹介させてもらっているメールマガジン「日刊トラベルビジョン」のサイトhttp://www.travelvision.jp/も海外旅行に関する日本語ウェブマガジンと言えるだろう。メールマガジン「旅行関係業界メールニュース−日刊トラベルビジョン」は朝夕2回発行されており、日本の旅行業界の中で働く12万人のうち2万人以上が読んでいるという。ウェブマガジンでは、メールニュースの内容が読めるほか、旅行関連企業や政府観光局等のニュースやリリースも数多く掲載されている。業界向けだけに、これからの旅行トレンドやキャンペーン、プロモーションを先取りするのに便利だ。膨大なバックナンバーが対象の「記事検索」機能も旅行計画作りに役立つだろう。

 霞が関通信社が運営するウェブマガジン“The Daily Kasumigaseki”http://www.tourism.co.jp/は、EMBASSY DAILY、AIRLINE DAILY、ANTOR(政府観光局)DAILY、HOTELS DAILYなどのサブカテゴリを持ち、News in English(英語版)もある。リンク集であるWHO'S WHOも充実している。

 観光経済新聞社http://www.kankoukeizai-shinbun.co.jp/index.htmlは、国内旅行を中心とする旅行会社、旅館・ホテルなど観光業界のプロ達が購読している週刊の専門紙のウェブサイト。本紙の創刊は1950年に遡る。旅行のプロが選んだ温泉ランキング「にっぽんの温泉100選」、「人気温泉旅館ホテル250選」、「5つ星の宿」、「旅館ホテル100選」などユニークなランキングも公開されている。よく探すと「日本酒おさらい講座」http://www.kankoukeizai-shinbun.co.jp/5star/image/2007_01.pdf など興味深い記事も見つかるだろう。書籍「5つ星の宿」(1,500円)も刊行。


■今日のブックマーク&記事■
□OSTEL http://www.ostel.eu/
チェコの友人に教えてもらったベルリンにある旧社会主義体制懐古趣味(Ostalgie)の人に向けた宿泊施設とグッズ販売のページ。single room は38 € からあるようだ。“ピオニール・キャンプ”という大部屋なら 9 €から。

ヨーロッパ美術を読む旅―新約聖書編 (TRAJAL Books)

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イスタンブルと遺跡を歩くトルコ (カルチャーガイド・トラベラー)

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