大発見!
有利な枠、不利な枠というのを今までのところ一律で大体12番ぐらいまでならOKとかアバウトな処理をしていたが、当然、コースによって異なるわけである。小回りコースだと外が不利になるだろうし。
で、それを調べていく過程で(まだ全然まとまってないんだが)、東京芝1800について大発見をしてしまった。
東京芝1800の法則
1番〜5番ばかり買ってりゃOK!
これ、すごいんよ!!
単純に馬番別の勝率とか複勝率を3年分ぐらい見ていたところ、4番までの馬番はなんと3割ぐらいの確率で3着以内に来ている。勝率も1割強ある。隣の5番ぐらいまでを中心に馬券を買えばかなりの確率で当たるといえる。
単複的には、もう6番から外の馬はいないも同然!
こういうコースが他にもあれば楽でええんやけどね。
早速、明日の唯一の1800m戦を予想してみた。
東京3R 2歳未勝利戦
1番から順番に見ていこう。
1 ダブルフラワー(柴田大)
ここまでそこそこの成績で、前走は東京1800で14番ゲート。その分も含めてちょっとだけ馬券に考えてもいい。
2 キングデュナミス(浜中)
そもそも能力が足りていない可能性あり。
3 トーセンカナロア(武豊)
ここ2走が東京1800で3着続き。7番、6番ゲート。もう少し着を上げられるかも? でも、枠の有利不利で考えたら、ダブルフラワーとあまり差がない可能性も。
4 エフティベス(蛯名)
前走が東京1800で大外の12番ゲート。5番人気にも推されていたし、前走度外視で買う手もあり。
5 レトロクラシック(戸崎)
前走も内枠だったので、他の馬に比べると上り目が少なさそう。
買うなら、1、3、4あたり。あまり人気もなさそうなので全部買ってもいいかも。
連勝式なら5番まではヒモには入れたい。
ちなみに、2400mも同様の傾向が出ていて6番ぐらいまででOK(これは確か以前に書いたことがある)。
なぜか2000mはもう少し外まで(12番ぐらいまで)フラットに出る。
起用指数
今日のレースを検討してみて、少し修正。
まず、先週の3日間開催を集計して得られた結果のとおり、起用指数は200以上でいいようだ。
むしろ、200から250の間の起用指数で獲れている馬券が結構ある。
起用回数も微妙なところだが、4回で十分かもしれない。2回だと少ない感じだが。3回はもう少し様子を見たいが、思わぬ穴が当たったり、信頼できると思って全然ダメだったりといまいち信頼度に欠ける印象もある。
そして、OPは起用指数500以上。これ、今日のは悔しかったねえ。500以上のラインで切っていれば、シュヴァルグラン一択で複勝は680円もついている。もしかすると1000とかもっと高いラインかもしれないけど、当面、500で。G1はやっぱり1000いるかもねえ。
ジャパンCの予想修正版
予想外に雨が降って、結構馬場が悪化した。その影響で土曜日は外枠がかなり馬券に絡んでいる。
大雑把にまとめると、
1〜4番 1−3−2/24 勝率4% 複勝率25%
4〜8番 1−0−2/24 勝率4% 複勝率13%
9〜12番 2−1−1/24 勝率8% 複勝率17%
13〜18番 2−2−1/21(1頭除外) 勝率10% 複勝率24%
6レースしかないので、試行数6の勝率はあまりアテにならないが、試行数18の複勝率はそこそこ参考になると思う。これで見ると、中が薄くて、両端が馬券になっている。そのまま鵜呑みにすると極端な枠がいいということになるが、理屈で考えるとそんなアホなことは想像しづらい。おそらく、枠の差がないフラットな状態だろう。
ただし、雨の止んだ後半は内枠の人気薄が穴を開けていて、また内枠が有利な状態へ戻るだろうと推測される。先週と同様に、外過ぎる枠(13番より外)は不利だという程度の認識でいいのではないだろうか。
とはいえ、本当に内過ぎる枠、つまり1枠2枠があまり出ていなくて、少し心配になってしまった。現に、芝のレースに出た馬は全部最後の直線で内側を避けて走らされている。間違いなく内側の1頭分か2頭分ぐらいが悪い状態なんだろう。
と考えて、当初と違う馬券を買ってしまった。
ジャパンCは毎年結構泰斗タイトなレースが繰り広げられる。それは外人のトップジョッキーがいつもより多いからだろう。
参考までに過去10年のレースの上がり3Fタイムを示しておく。カッコ内は勝ち馬の上がり3Fタイム。
2013 34.1(33.9)
2012 34.7(32.8)
2011 34.5(33.9)
2010 34.4(33.5)※2着に降着
2009 35.1(34.8)
2008 34.4(34.0)
2007 34.3(33.9)
2006 34.3(33.5)
2005 36.3(34.8)
2004 35.0(34.3)
勝つためには、おおむね34秒を切る上がりタイムが必要だが、33秒前半というほど速くはならない。ここを走る前に33秒台後半から34秒台の上がりで勝っているというのが目安になる。
そういう意味では、ジャスタウェイが少し不安になった。この馬は、本格化(したように見える)去年の秋以降、実は最速上がりが秋天の34.6で、後は36秒以上かかっているレース。その直前の2着が3回続いた時は、33秒前後の鬼脚で上がってきて届かないレースを繰り返していた。だから、たまたま本格化したように見えただけで、実はその直前から同じレベルでレースをしていた(どっちにせよ晩成型だが)と考えられる。距離に不安があるからといって上がり重点でレースを進めたら差し届かない可能性が高い。
だから、ジャパンCは合わないかもしれない。
というわけで、ハープスターにしてみた。この馬も実際には上がり33.9でオークスを2着に負けているから同じようなものかもしれないが(笑い)。
少なくとも、枠は少しだけハープスターに利があるのかなと。