第28回 エリザベス女王杯 京都競馬場 2200m

結果


 4 7 アドマイヤグルーヴ
 3 5 スティルインラブ
  8 14 タイガーテイル
 2 3 レディパステル
 8 15 ローズバド


単勝 7 270
複勝 7 140  5 250  14 560
馬単 7-5 1070
馬連 5-7 530
枠連 3-4  470
3連複 7-5-14 9570


牝馬のレースとしては珍しいたたき合いを制したのが
祖母もすさまじいたたきあいのオークスを制した
アドマイヤグルーヴだったというところに
なかなか面白いところを感じますね。
さすがは血筋は争えないといったところでしょうか。


レース上位馬がそろって後方からの馬だったというところを見ると
さすがに前がとばしすぎたかなという感じもします。
それが勝ったアドマイヤグルーヴにはいいように作用したようです。
道中もスムーズに自分の位置を走ることができたようですし、
何よりも直線で前がポッカリ開いていたのもラッキーでした。


いろいろな要素がうまくいってこの結果。
やはり実力差はほとんどないと言っても過言ではないでしょう。
来年は牡馬と混じって走ってほしい2頭だ。

「蛇行する川のほとり1」 (恩田陸 / 中央公論新社)

いわくのある「船着場のある家」に越してきた少女・香澄に
夏休みに絵を仕上げるために合宿をしないかと誘われた毬子。
どきどきしながら迎えたある夏の日の物語。


恩田陸氏の小説のタイトルはどれも魅力的です。
うーん、うまくあらすじを表現できない。
少女漫画のようなふんわりとしながらも、どこかに暗いものをたたえたような
奇妙な透明感が特徴です。
ミステリアスに謎を提示しただけで終わってしまった第一巻。
てごたえはデビュー作の「六番目の小夜子ISBN:4101234132感想)に似たものを感じます。
続けて読めるのは遅れてきた者の特典ですね。