しおんの王 4巻 (安藤慈郎 / かとりまさる / 講談社 / アフタヌーンKC) ISBN:4063144186
安岡紫音(11)は幼いころ両親を殺された。
そのショックで言葉を失った紫音は棋士である安岡家の養子となり、棋士を目指す。
原作のかとりまさる氏って林葉直子氏だったのね、びっくりしました。
http://hayashiba.fortune.ne.jp/blog/ (林葉直子の「お悩み晴らします」)
登場人物のセリフでもありますが忘れたころに事件の影が覆ってくるので油断がなりません。
特に今回は予想もしない人物から事件を匂わせる発言が飛び出して
ただの将棋漫画ではないところを見せ付けてきましたし、
それに加えてこんな段階でなにかを隠していそうな人物の発覚と
物語の中心部へ踏み込んできました。
加えて周囲を彩る女性棋士二人(…)のエピソードにも
厚みのあるものが明らかになってグングン面白くなってきました。
やはり紫音の声にはびっくりだ。
★★★★
■
なんだか久しぶりに「ゲーマガ」を購入。
実は誌名変更してからは初めてではないかな、
なんで買ったかという理由ははっきりしないのですが
まあとりあえず買ってみたのですよ。
「Beep」からの雑誌なのでもうすでに23年目、通算430号というかなりのベテラン誌のようですね。
今はこういった総合ゲーム誌は少なくなってしまって
「ファミ通」を除くと専門誌ばかりで、
肝心のソフトバンクの雑誌もこれだけ。
内容はXBOX360ソフトの紹介が多く、ちょっとびっくり。
今号だけなのかは判断つかないのですが1/3はXBOX360の作品ですね、
どれだけ需要があるんだろうか。
あとはアーケード作品の紹介もしてあったのにも驚かされました。
特にリンドバーグ特集はいい企画、
こういうのは「アルカディア」でやるべきものなのですが
現状の「アルカディア」ではこんなのやるべき場所がないもんな、
これはよかったな。
あとはDVDがついているのは昔からの希望でした。
しかしこれのおかげで価格が高くなっているのかなと考えるとちょっと微妙。
確かにゲームの動く画面が見られるのはいいのですが
わざわざデッキに入れて見なきゃいけないものですからね、面倒くさいんだな。
でもここでもアーケード作品の動画が入っていたのはちょっとびっくり。
あとは音楽ファイルかなんかもおまけであったらよかったのに。
久々にゲーム雑誌買いましたがせっかく月刊誌なんだから
発売ソフトの一覧をつけるとかリストの充実を望みます。
インタビュー記事は昔から豊富でしたが、これは健在でうれしかった。
この方向はいいなあ。
あとはもうちょっとページ数が多ければいいのに。