【トラウマがいっぱい】多くの小学生を挫折させた超高難度ゲー「サンドラの大冒険」
マリオワールドなど、SFCになってからというもの、一般向け志向が強まり、より簡単で誰でも楽しめる方向に進化していきました。そんな中多くのプレーヤーを挫折させたであろうゲームがこれ。動画を見てると、「トラウマ」「小学生にできるわけがない」「当時消防だった俺たち涙目」といったコメントが多くて笑ってしまった。
SFCの高難度ゲーとして有名な「超魔界村」も裸足で逃げ出すほどのムズさ。まず、コントロールが超シビア。アクションに失敗すると一定時間コントロール不能になり即死。ジャンプひとつとってもバリエーションがあり、ボタンを押す長さによってジャンプの種類が変わったりする。そして、ジャンプの方法を誤ると谷底へ転落死。そして、難解な謎解き要素もかなり悩まされました。
何がいけないかって、キャラクターがファンシーでいかにも「全年齢向け」という体裁であること。超魔界村みたいないかにも「玄人向け」なゲームであれば、それなりの覚悟を持ってのぞむのですが…。私もデパートのデモでかわいらしいキャラクターのアクションゲームがあるなぁと、興味を持ったのが購入のきっかけでした。
- ニコニコ動画(RC2)‐久しぶりにサンドラの大冒険をプレイしてみる Part.2 (ステージ2)(問題のシーン9:50〜)
- YouTube - サンドラの大冒険 BAD END1
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そして、多くの小学生にトラウマを植えつけたのがゲームオーバー時のバッドエンドムービー。主人公のサンドラが悪の手先に洗脳されてしまうという終わり方は小さなお子さんにとっては恐ろしすぎました。しかも、クリアするためには何回も見なくてはなりません。そしてカウントされるゲームオーバー回数…。思えば、あれは壮絶な「地雷ゲー」でした。いや、クソゲーとかそういう意味ではなく、単純に購入層(小学生)とマッチしそうにないゲームだったなぁと。逆に謎解きアクションとして見ると良くできていました…けど、当時の私には太刀打ちできませんでした。正直、小学生にトラウマを植え付けることを目的として作られたんではないかと勘ぐってしまいます。
…そんなこんなで、結局クリアできずに投げ出してしまいました。すると放置されたサンドラの冒険を父がプレーし始め、毎日コツコツクリアしていきついには最終ステージに。そしてラスボスだけ私に倒させてくれました。これはちょっと尊敬したw (ちなみにゲームオーバー回数は60以上) これは有野課長にプレーさせるべき。…多分クリアできないと思うけど。
【関連リンク】
TASさんはやっぱすげー。