HODGE'S PARROT

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カシオ、デジカメをゲイ・マーケットに投入。

少し前の記事だが。
"The Japanese are coming"というフレーズで始まるのが面白いので。
Casio shoots for gay market [Gay.com]
もちろん「マーケティング」も行っている、ようだ。

"We learned about gay market segmentation and that they are into high technology and fashionable products," notes Toshi Iguchi, Casio's manager of mobile and imaging for global marketing, who became interested after reading an article published by market research firm Packaged Facts.

製品は、「Size Matters」というデジカメ。カメラのスクリーンにはハンサムな男がフューチャーされている。

またこの記事では、カシオ、パナソニック、そして三菱自動車の3社が積極的にゲイ・マーケットに参入している日本のメジャーなブランドだと書いてある。三菱自動車、そうだったのか。

1913年の法律、同性結婚をめぐるバトルフィールドに

敵もなかなか「理知的」な攻撃をしてくるものだ。

マサチューセッツ州同性結婚合法化に対し、アンチ同性結婚派は、1913年に制定された「居住法」(residency law)を盾に、マサチューセッツ州以外に住むゲイ・カップルの結婚を阻止しようと法廷闘争を起した。

Suit to Challenge 1913 Mass. Marriage Law [Yahoo News]

Court battle expected over Mass. marriage residency law [Advocate]

この「居住法」は、マサチューセッツ州以外の「カップル」には結婚のライセンスを与えない、という単純な法律。1913年に制定された。が、現在ではほとんど忘れられた、というか死文化されていた。しかし、反同性結婚のグループは、この法律を復活させ、同性結婚を阻止しようと画策している。

この法律は、もちろん異性愛者にも適用されるが、異性愛者はアメリカのどこの州でも結婚できるので、事実上何の「不利益」もない。
しかし同性愛者にとってはそうではない。アンチにとってこの法律の「有効性」は、アメリカにおいて同性結婚が合法化された唯一の「州」であるマサチューセッツに、州外から多くのゲイ・カップルが結婚のライセンスを求めてやってくる(きた)ことを無効にすることにある。