拓海広志『海はいいね！』♪

　僕にとって夏と言えばまずは遠泳です。長い距離をひたすら泳ぎ続けていると、自分の身体が海水と溶け合っていくような感じがして最高です。僕が子供の頃はよく明石海峡の強潮を利用して浮身のまま遠くまで流されていき、潮の影響が弱くなったあたりで一気に岸まで泳ぎ着く「河童の潮流れ」という遊びをしていたのですが、最近の明石海峡は架橋建設や、それに便乗した埋立工事の影響で、陸が従来よりも沖にせり出す格好となっており、以前よりも危険な海になってしまいました。これは遠泳中の景気づけに仲間と一緒に歌えるようにと作った曲です。

【海はいいね！】
（詞・曲／拓海広志）（1982年）

　海はいいね　どこまでも蒼いから
　海はいいね　強さも優しさもあるから
　泳いで行こう　（えんやこら　どっこい！）
　波を越えてさ　（えんやこら　わっしょい！）
　心は一つ　（えんやこら　そーら！）
　仲間じゃないか　（ヤーヤーヤー）
　海はいいね　いつだって　最高！

　海はいいね　どこまでも続くから
　海はいいね　涙も呑み込んでしまうから
　どこまで行こう　（えんやこら　どっこい！）
　うねりに負けず　（えんやこら　わっしょい！）
　沖を目指せよ　（えんやこら　そーら！）
　水平線まで　（ヤーヤーヤー）
　海はいいね　なんたって　最高！

（無断での転載・引用はご遠慮ください）

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