days of cinema, music and food

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シド・バレット死す


今朝の朝刊で、シド・バレットの死を知りました。
享年60歳。
意外と若いな、と思いました。


プログレッシブ・ロックの大物、ピンク・フロイド初期メンバーであり、伝説の人物です。
フロイドのアルバムで参加しているのは、1stアルバム『夜明けの口笛吹き』(The Piper at the Gates of Dawn)のみ。
これは聴いたことがありません。


私がバレットについて知っているのは、LSDの乱用で精神を病んでバンドを脱退し、20歳そこそこで田舎に引っ込んで隠遁生活を送っていたこと。
彼について、フロイドのメンバーが名盤『炎〜あなたがここにいてほしい』(Wish You Were Here)を作ったこと(もちろん、アルバムタイトルはバレットについてのものです)。
そして同アルバムの中の傑作『狂ったダイヤモンド』が、彼を歌っていること。
脱退後、2枚のソロ・アルバムを出していること。
ぱっと頭に浮かぶのは、こういったことでしょうか。


最初期のメンバーにも関わらず、アルバムにも1枚しか参加していないにも関わらず、バレットの影響力の大きさが伺えます。


今、フロイドのアルバムで手許にあるのは、傑作ライヴ『光〜Paerfect Live!』(Delicate Sound of Thunder )のみ。
デヴィッド・ギルモアが熱唱する『狂ったダイヤモンド』に耳を傾けましょう。
そして彼らのシド・バレットへの想いを受け止めましょう。


Wish You Were Here

Wish You Were Here

Delicate Sound of Thunder

Delicate Sound of Thunder