世の中こんなもん

はてなでなんか色々とリリースがあったみたいですが、とりあえずhatena-diary-modeがそのまま使えそうなので一安心。良かった良かった。これさえ使えれば、新しい編集画面がどうなろうと何の問題もないからなぁ。
リリース繋がりで、もう一つ。PFUが新しいキーボードを発表したと言うニュースを聞いて喜び勇んで確認したら、単なるHHk Proの別カラーVer.でガックリ。この新色は結構好きだけど...今度こそ、HHK Lite2が静電容量無接点方式に! とか、HHK Proにカーソルキーが! みたいな話だと思ったのですが、世の中そんなに甘く無いようで。大人しくLite2を使い続けますか...。PS/2接続のHHK Lite2が静電容量無接点方式になったりしたら、狂喜して買うんだけどなぁ。

空ノ鐘の響く惑星で 6

『空ノ鐘』新刊。
内乱が収束したのも束の間、今度は敵国・タートムからの侵攻を受けるアルセイフ王国。さらには懇意にしているフォルナム神殿がジラーハによって押さえられてしまう。フェリオ達はフォルナム神殿を開放するために動いていたが、そこに一人の男が訪ねてきて...。
こんな感じでしょうか。このシリーズは本当に面白いですな。ファンタジーな世界観の中に、徐々に浸透してくるSF設定が何とも魅力的です。ホント素晴らしい。それに加え、文章はしっかりしてるし、話自体も一筋縄では行かず、なかなか先が読めなくて新鮮な驚きがある。さらに、どのキャラもしっかり立っているとなれば、面白くないわけが無い。今回も充分楽しませて貰いました。
今回のストーリーですが、もうちょっとリセリナが自己主張してくるかなぁと思ったら、かなり自重してたのは少々残念。ウルクがいない今がチャンスだ! なんて思っていたのですが...。まぁここで積極的に出てくるリセリナはちょっと嫌ですけど。
後はフェリオ達の世界とリセリナ達の世界の関係が、微妙に明らかになります。二つの世界を繋ぐ巨大な柱、個人的にはタイムマシンかなぁと思っていたのですが、どっちかと言えばクロノスプレインシステムだったのか...。しかし時間の事を考えると、ある意味フェリオ達の祖先は、リセリナ達と言えなくも無い。特に西とか北の人たちは...ねぇ。この設定はかなり面白い。
また、これまで名前ぐらいしか出てこなかった、西の大国・ラトロアが本格的に話に参入してきそうな雰囲気。これで大体の役者が揃った感じでしょうか。どんどん先が読めなくなってくる展開には、嫌でも期待させられます。またまたスゲーところで終わってたりするので、続きが非常に楽しみっす。