McJob/MacJob

 少しあいだが開いてしまった。
 今日ではなく昨日のことだが----。
 朝、いつものようにネットでニュースをチェックしていると、ソフトウェアアップデートが動き出し、OSのアップデートを知らされる。これまたいつものように指示通りにクリックを続けたのだが……インストールが途中で止まってしまった。しばらく放っておいても変化なし。しびれを切らして強制終了し、再起動しようとしたら……まったく起動しなくなってしまった。何度繰り返してもパワーボタンを押せとの指示が繰り返されるのみ。
 またかよ、と思いつつ、MacBookをケースに入れ、銀座のアップルストアへ。午前11時ぐらいに着いたのだが、いやな予感の通り、予約はすでにいっぱい。キャンセル待ちもできないこともないが、いつになるかはわからない、とのこと。その場で、スタッフに渋谷の店の様子をチェックしてもらうと、午後3時40分であれば予約可能とのことで、予約を入れる。すぐに渋谷に移動……したのはいいのだが、予約の時間までだいぶある。映画でも観ようかと思ったのだが、ヒューマックスでもシネマライズでも、興味を惹かれる作品がちょうどいい時間にやっていない。シネクイントとアップリンクでは、少し面白そうな作品をやっていたが……迷った後、結局、観ないことにする。昼食の後、アップルストアと同じ公園通りのマクドナルドで120円のコーヒーを飲みながら、ひたすら書評用の本を読む。マックのトラブル、マックで時間つぶし。McJobとしてのMacJob? 気分が暗くなる。やっと予約の時間が来てアップルストア2階のジーニアス・バーへ。
 スタッフによると、ごくたまにある症状らしい。その場でハードディスクそのほかを点検し、OSをインストールしてもらう。まずは10.5から。成功。続いてそれを最新の10.5.8にまでアップデート。少し時間がかかったが、無事に終了。スタッフにお礼を言って渋谷を去る。
 いちど帰室し、プールに行ってからまた帰室し、昼過ぎには書き終えるつもりだった書評原稿を深夜に書き終えて入稿。
 メーカー(つまりアップル)の指示通りにアップデートの手続きをしたのに、それで生じたトラブルでほぼ丸1日を損した。脆弱性の解決が目的であるはずのアップデートでトラブルが起こるというのは、どうにも納得できない。いつものことながら、こんな不安定なものに依存している社会ってどうかしている、と思ったのだが、アップルストアのサービスの良さに感心したのもいつものことだったりする。
 本日は、御茶の水の某社の会議室で終日作業。09.8.10