LAP

 境界的/未熟/チャイドル/生⇔特権的/完璧/子役/死、という。
 しほの涼清水香里ね、それぞれ。
 死せる清水香里生けるしほの涼(と丸山美紀)を走らす、という布置だけでまあおなかいっぱいなわけですが。
 いつのまにか美希先輩が智になんとなく親近感を持ってしまっている、という展開がよいです。
 一応整理。
小清水亜美……『明日のナージャ』オーディション突破。
門脇舞…………「PrismPallet選考会」準グランプリ。
茅原実里………「國府田マリ子のGM」アシスタントオーディション突破。
平間樹里………「こえっち」出身。オーディションを突破し『LAP』榊原冬美役を射止める。
丸山美紀………『ASTROBOY鉄腕アトム』ウラン役オーディション突破。
 というしほの涼以外の5人が公開かそれに近いオーディションを突破したシンデレラ声優組。キャラクターの作品内での立ち位置と声優のリアルでのそれがオーバーラップする、中々に考えられたキャストであります。
しほの涼………『Lemon Angel Project』皆口智役にどこからともなく抜擢。
清水香里………『serial experiments lain』岩倉玲音役にどこからともなく抜擢。
 で、この二人がリアル子供とかいいんじゃないの、でどこからともなく連れて来られた組。
 この二人の間に先述の二通りの少女に関する観念が投影されている、と。これが中田あすみ寺門仁美の対比と同じ構図である*1、というのがぴっち厨の何かをくすぐります。無論清水香里は最早子役という年ではないわけですが、それもまたかつていた完璧な少女、のイコンとしてのクオリティをより高める絶妙のスパイスであると言えましょう。
 というようなキャストの布置がそも優れているので、当たり前にアイドルグループ立志伝なイベントをこなしていってくれるだけで俺は喜びます。

*1:波音は死なないかわりに振られる。

ゾイドジェネシス

 何故我が家のPSXはこのアニメでだけ焼きミスを起しますか?
 やはりガボルー、という気がしてきます。コトナさんは最近何時「男の子のロマンスに、なんで私が付き合わなければならないの!」と言い出すかとひやひやさせられますし、ミィさまはミィさまで「アムロは違うわ。あの人は私たちとは違うのよ」となってしまいそうでもう。
 そうなると、ルージの事を強くて頼りになるのとしか最初から思ってなさそうなガボールさんがベルトーチカっぽい。パツキンだし。
 なんかここのところゆっるーいゾイドジェネシスの萌え話がしまくりたい期間に入っているみたいです。