2009/06/11 RAVEN @渋谷・O-EAST

セトリ

遅くなりましたが、6/11にO-EASTで行われたRAVENの14年ぶりの来日公演を観てきました。
事前にチケットがあまり売れていないというウワサを聞いていたので心配していたのですが、会場に着くとまぁまぁの客入り。
開演時間が近づくにつれて少しずつ増えてきて、7割ぐらいは入ってたんじゃないでしょうか。
しかし人数を感じさせない盛り上がり!
開演5分前から場内からは「RAVEN!RAVEN!」とコールが沸き起こります。
スタート直前のBGMでボリュームがでかくなって「ウワーッ」と盛り上がるのは良くありますが、BGMの音量もそのままの状態でしたからね。

ミドルテンポの"Take Control"でスタート。サビではもちろん大合唱。
2曲目で早くも名曲"Live At The Inferno"! あぁ14年間待ってたぜ〜。思わず目頭が熱くなってきます。
途中新作から『大人のRAVEN』といった感じの"Long Day's Journey"、ずっしりとヘヴィな"Bulldozer"を挟みつつNEAT時代の3枚からの名曲で進行していきました。
某所では新作からの曲ではあからさまに盛り下がっていたような事が書かれていましたが、場内に居る限りそんな事は感じなかったんですけどねぇ。
圧巻は"Speed Of The Reflex"からのメドレー。チッタ公演を収めた『DESTROY ALL MONSTERS』の再現です。
本編ラストはサビメロが印象的な"On And On"。当然のようにリフに合わせて合唱が起こります。
アンコールではジョンが『Destroy〜』アルバムのジャケでも使用してる赤いエクスプローラーシェイプのベースを持って登場。14年間気づいてなかったんですがこのベース、アームが付いてたんですね!
続いて“元MEGADETHマーティ・フリードマン(笑)”が登場。すっかり日本の芸能界の「ガイジンタレント」になってしまいましたが、メタル心は忘れてないぞというアピールでしょうか。
2度目のアンコールではカヴァーメドレーをやっていましたが、個人的にはRAVENの曲をもっと聴きたかったですね。
"Faster Than The Speed Of Right"なども聴きたかったし、新作から"Trainwreck"とか"Running Around in Circles"のようなキャッチーなメロディを持った曲もRAVENの魅力だと思いますし、ギターソロの大好きな"Under Your Radar"なんかも盛り上がったんじゃないかと思います。

ジョンは相変わらずテクニカルにベースを弾きながらスーパーハイトーンを聴かせてくれましたし、マークもとても大怪我を負ったとは思えない程に暴れまくってました。
約2時間、デビュー30年にしてRAVEN健在を思い知らされた素晴らしいライヴでした。

SET LIST:
1. Se〜Take Control
2. Live At The Inferno
3. All For One
4. Breaking You Down
5. Gimme A Break
6. Long Day's Journey
7. Bulldozer
8. Rock Until You Drop
9. Guitar Solo
10.Speed Of The Reflex〜Run Silent Run Deep〜Mind Over Metal
11.The King
12.Walk Through Fire
13.On And On

  • Encore-

1. Bass Solo
2. For The Future(With:Marty Friedman
3. Don't Need Your Money(With:Marty Friedman
4. Born To Be Wild(STEPPENWOLFのカヴァー、With:Marty Friedman

  • Encore2-

1. Shakin' All Over(JOHNNY KID AND THE PIRATESのカヴァー)
2. Break The Chain〜Summer Time Blues(エディ・コクランのカヴァー)〜Dog Eat Dog(AC/DCのカヴァー)〜I Don't Need No Doctor(レイ・チャールズのカヴァー)〜Space Station #5(MONTROSEのカヴァー)〜Symptom Of The UniverseBLACK SABBATHのカヴァー)〜Genocide(JUDAS PRIESTのカヴァー)〜Break The Chain

  • Encore3-

1. Crash Bang Wallop