第9週の希望



「時間が無いときは「地理」のカテゴリー」とは言ったものの、
本当に時間が全く無いときには、何も書けないわけですわな。
そりゃ、そうだ・・・。


・・・いかん、時間が足りん。
プレシーズンゲーム開幕まで、あと1ヶ月・・・。


さて、「NFL勝敗表(希望)」の補足。
本日は、第9週です。


まずは、対戦カードと勝利チームの「希望」を。

           
アウェイ ホーム 希望
ATL DET DET
CIN BAL CIN
DAL WAS WAS
GB BUF GB
HOU NYG HOU
KC STL STL
MIA CHI MIA
NO TB NO
TEN JAC TEN
MIN SF SF
CLE SD SD
DEN PIT PIT
IND NE IND
OAK SEA SEA



以前書きましたように、今シーズンは、この週でバイウィークが終了。
全てのチームが、これで8試合ずつ終了することになるわけで、
まさしく、「前半戦終了」の週となります。


そんな「節目」を意識したスケジュール。


注目は、まず、デンバー・ブロンコスピッツバーグ・スティーラーズの、
AFCカンファレンスチャンピオンシップ再戦。


皆さんご存知の通り、スティーラーズが勝って、
スーパーボウル制覇につなげております。


ところで、そのときは、ブロンコスの本拠地デンバーでの試合でしたが、
今回は、スティーラーズの本拠地ピッツバーグでの試合。


で、前回「ピッツバーグでの同対戦カード」が行われたのが、
9年前のシーズンの、これもAFCカンファレンスチャンピオンシップの試合でした。


当時のブロンコスクォーターバックジョン・エルウェイ
ブロンコスはこの試合に勝ち、そして、スーパーボウル初制覇につなげています。


というわけで。


今シーズンのこの試合は、ブロンコスにとって、
「昨年のAFCカンファレンスチャンピオンシップのリベンジ」になるわけですが、
ピッツバーグ在住のスティーラーズファンにしてみれば、
「9年前のAFCカンファレンスチャンピオンシップのリベンジ」、
・・・ということになるのかもしれませんね。


果たして、どちらの「リベンジ」が果たされるのか!?


もう1試合、注目は、サンデーナイトゲーム、
インディアナポリス・コルツニューイングランド・ペイトリオッツの試合。


前にもちょっと触れましたが、この対戦カード、
昨シーズンも第9週に組まれており、そのときはマンデーナイトゲームでした。


昨シーズンは、一昨年までの実績から、
この週まで「ペイトリオッツに注目」なスケジュールが組まれておりました。
(イコール、厳しい対戦相手だった、ということ)


そして、この週を境に、「コルツに注目」なスケジュールに。
コルツは絶好調で、この試合も勝って「シーズン全勝か!?」と騒がれ始めましたから、
もう、スケジュール担当者としては、「してやったり」というところだったでしょう。


さて、今シーズン。


一応、コルツとペイトリオッツの立場は、現時点で逆転しているとはいえ、
コルツは、スーパーボウル王者なわけではありませんから、
まあ、シーズン前半の注目も、そこそこといったところかもしれません。


では、なぜ同じ対戦カードを同じ週に持ってきたのか?


・・・と思って、今シーズン前半のスケジュールを見てみると、
お互い、「ブロンコス戦さえ乗り切れば全勝も可能!?」といった感じにも見えます。
(かなり大雑把に見てますが)


ということは、スケジュール担当者の今年の狙いは、
「ここで全勝対決!」ということなのかもしれません。


また一方で、ブロンコスが強くて両チームに勝ってしまった場合のために、
ブロンコススティーラーズ戦が同じ週に置かれている、とも見えなくもなく・・・。


スケジュール担当者、侮れません。


・・・穿った見方しすぎ?


果たして、どんな「流れ」でこの週を迎えるのか。
そのことにも注目していきたいですね。


以上、第9週の「希望」の補足でした。