ガルシア、タンパの先発QB争いで大きくリードか

  今オフにFAでフィラデルフィア・イーグルスから加入したQBジェフ・ガルシアが、タンパベイ・バッカニアーズの先発QB争いで大きくリードしている模様だ。バッカニアーズは、37歳のガルシアと昨季の開幕先発だった26歳のクリス・シムズシムズの戦線離脱を受け昨季ルーキーながら11試合に先発したブルース・グラドカウスキーの3人でエースのQB座を競う状況になっている。しかし、現時点ではガルシアジョン・グルーデンヘッドコーチから最も高い評価を受けているようだ。現在のQB事情についてグルーデンは、「私は若い選手が好きではないと非難されている。ただ、私はリーグのみんなと同じように良いQBが好きなだけだ」と、コメントしている。

 また、指揮官は「ガルシアは私たちが、ここ数年の間ずっと望んでいた選手だ。この事を隠すつもりはない」と彼がサンフランシスコ・49ersからクリーブランド・ブラウンズにFA移籍した2004年オフにも獲得に動いていたことを明かしている。昨年、イーグルスプレーオフ進出に大きく貢献したガルシアは、「このチームに来て、俺がプレーできることを証明する必要性はない。彼らは、俺がプレーできることをすでに分かっている」と述べ、新天地での開幕先発へ手応えを感じている。