まだまだペンキぬりたて

ライトノベルの感想

ロウきゅーぶ!(8)

  • ストーリー

いきなり赴任先から父親・銀河が帰国してくると聞いて驚く昴。
翌日、昴が智花と共に出迎えると、銀河は謎の銀髪少女・ミミを連れていた。
彼女はバスケでの銀河の弟子だということで、試しに智花と対決してみることになるが……。


智花かわいいよ智花かわいいよ智花!
出だしから中盤までずっと智花分を摂取しすぎて酸欠に陥りかけました。なんて危険な巻だ。
今回は誕生日という一大イベントがあったこともあって、ますますイチャイチャに拍車がかかっています。
というか昴さんは本当に智花大好きだな。早く認めちゃえばいいのに。
そう、智花のことが1人の女の子として好きだとね! そろそろ言い逃れはできませんよ!
もちろん智花も昴のことが大好きだし、これだけお互いのことを大切に想っているのだから、初めて会ったミミにバカップル認定されるのもさもありなん、というところ。
あげくの果てに二つ名を贈っちゃったりなんかしちゃって何この子たち小っ恥ずかしい!
いやあまったく、ニヤニヤが文字通り止まりませんでした。すっかり満腹です。


一方で、紗季ともお買い物に出かけたりしている昴さん。
女子バスケ部の中では、紗季は智花以外では唯一、昴をそういう対象として見ている子のような気がしています。
今回もきっと、智花のプレゼント選びにかこつけて……とかもやもやと考え込んでいたんでしょうね。なかなかいじらしいではないですか。
本人としては智花を応援したいようにも見えますけど、この先彼女の気持ちがどう揺れ動いていくのか、なんていうところにも、注目かもしれませんね。


バスケ方面では、新キャラが続々と登場しました。
なんといっても筆頭は天才バスケ少女・ミミちゃんですね。智花のひとつ下でありながら互角に渡り合える才能とか、どんだけなんですか。世界は広いなあ。
ともあれ、智花に真の意味で好敵手ができたことはとても良いことだと思います。
年上の選手とやりあうのもやっぱり限界があるだろうし、お互い切磋琢磨して技を磨いていって欲しいですね。
そんなミミちゃん、紗季の幼なじみ・雅美、竹中の双子の妹(!)・柊と椿、そして久しぶりに登場したひなたちゃんの妹・かげつちゃんがチームを作って女バス部と試合へ。
相手は急ごしらえといえど、才能溢れるメンバーぞろい。監督の助太刀もあって、なかなか白熱した試合を見せてくれました。
この子たちが、みんなで戦うということを覚えたらどれほどの強敵になるのでしょうか。実に楽しみ。
あと、竹中が無駄に格好いいところを見せてくれちゃって悔しいです。こんなイケメンキャラだったっけ?


アニメの放映も始まって、ますます盛り上がってまいりました。
次巻はどうやら修学旅行回のようですね。
昴の出番はないのかなあ、と思っていたら、あらあらまあまあ。
とんでもないことになる予感しかしませんが、智花に一途な昴さんならきっと大丈夫! だと信じたい。


サザンかと思っていたけれどミスチルでしたか。