アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MAKE YOURSELF

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「世の中で最も金持ちなのは倹約家であり、最も貧乏なのは守銭奴である」

By セバスチャン・シャンフォール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


襤褸を纏えど心は錦?

 久々に時事ネタである。最近、某芸人の生活保護不正受給問題を某国会議員が追求してるアレであるが、ワタクシが語るまでもなく色んなブロガーさんが語っているので詳細の説明はパスさせてもらうとしよう。無論、ワタクシは某国会議員を全面的に支持する所存である。ワタクシも払っている税金の一部がこの様な形で使われることが気に食わないのもそうであるが、ソレより何より規律の問題である。決まり事がシッカリ機能しない組織、報われるべき人が報われない組織は必ず衰退し崩壊する。コレはワタクシがソースを探すまでもなく、歴史が証明している事である。弱い者いじめ?芸人のプライバシー?所謂「ノーブレス・オブリージュ」ってヤツである。役所が出したんだから法律的に無問題?法に問われなければ悪事やってもおkなのかって話である。


 ワタクシがこの事件見て個人的に思ったのは「この芸人さん(達)は未だに貧しいままなんだなぁ〜(´-`)」って事である。無論、経済的に貧乏である事は悪い事ではない。ソレは生まれた環境に大きく左右される→自分じゃどうしようもない部分が大きいからである。だが、精神的に貧しいのはNGである。今回の件がココまで大きくなったのは、その芸人と家族が典型的な貧乏人メンタリティーの持ち主だったからである。自分(と家族)の事しか考えられない、カネ以上の価値があるモンの存在を理解できない、法律や常識を「自身が拘束されなければソレで良い」ぐらいにしか考えていない、自分のステータスをカネで買えるモノで表現しようとする。一見金持ちがやる事のように見えるが、実際こーゆー事をやるのは成り上がった貧乏人が殆どである。


 成り上がった貧乏人が一番恐れるのは何か?ソレは「カネを失って元の貧乏生活に戻る事」なのである。貧乏ゆえの生活の辛さや、出身ゆえのコンプレックスなどが強ければ強いほど、この傾向は更に強くなるのである。だから稼げる内にタップリ働いて稼ごうとするし、貰えるモンは極僅かでも貰っておこうとする。年収5000諭吉なのに月17諭吉ちょっとのナマポを貰おうとしたのは、こういう貧乏人的メンタリティーによるモンなのである。芸人は不安定な職業?不安定だからこそ安定させようと必死で頑張るし、その必死の頑張りがキレのあるお笑いを作るのではないであろうか。ナマポに飼い慣らされた芸なんぞ笑えない、ワタクシはそう思うのである。


*竜の教義

 さて話は変わって、遂に期待のアレがアマゾンからやってきたのである(^-^)恐らく和ゲー初の本格的オープンワールドRPG、その実力をチェックである:

ドラゴンズドグマ - PS3

ドラゴンズドグマ - PS3

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: カプコン
  • 発売日: 2012/05/24
  • メディア: Video Game

以前「スカイリム」をネタにした時散々述べたと思うが、オープンワールドの最大の魅力は「自分の行きたいトコへ好きに行ける&自分のやりたいように好き放題やれる」である。従来のJRPGみたいに一本道のシナリオを予め決められたキャラクターでこなすのではなく、好きなように作ったキャラクターを好きなように育てられて、好きな順番でクエストをこなす&こなさなくても全然おkで、与えられた課題は目的さえ達せられれば如何なる形でこなしても無問題。よーするに「面白い作品を楽しむ」のではなく「自分で作品を面白くして楽しむ」のである。


 まだ序盤(レベル15)なんで詳しくは述べられないが、作りは中々のモンである。オープンワールドの広大な世界観はそのままに、和ゲーならではの細かい処理の巧みさ(キャラクターがスムーズに動く、処理落ちしない、バランスのチグハグさが整ってるなど)が組み合わさって、変なストレスも無くサクサクとプレイする事が出来る。発売からもう数日経ってるのにワタクシがまだ詳しく述べられないのは、今現在当たって砕けまくってる状態だからである(笑)自由過ぎるが代償として、リスクも自分持ちになるのである・・・

何処行って何したらいいか分からない(;´Д`)

とりあえず北行ってみる

敵が強過ぎて呆気なく脂肪

( ゚Д゚)マズー

北はムリだったんで南

やっぱ敵が強くて呆気なく脂肪

( ゚Д゚)マズー

今度は西に行ってみる

北や南よりはマシだけど、ソレでもやっぱ脂肪

( ゚Д゚)マズー

東に行ってみる

今度はソレなりに戦えるようになった

東で戦って経験値やカネを稼いでキャラを強化したり、東地区のクエストをこなしたりする

キャラクターが強くなる

以前は歯が立たなかった西側の敵とも、ある程度戦えるようになった

西地区へも徐々に足を延ばし、冒険エリアを拡大してゆく

(゚д゚)ウマー

コレが「自分の育てたキャラクターを自分の好きなやり方で操作して、試行錯誤しながら広大な世界を自分の力で開拓していく」というオープンワールドの最大の魅力なのである。自由って言葉は響きこそ良いが、リスクは全部自分が背負わなきゃならないというリスクとセットになってるのである。そして「リスクを背負っても良いから自由になりたいっ!」って考える人にとっては、このオープンワールド系ゲームは堪らなく魅力的なのである。


*自由vs安定

 海外ではメインストリームであるオープンワールドが、ニッポンじゃなかなか受け入れられない理由がコレである。ぶっちゃけた話、ニッポン人は自由が好きじゃないのである。もっと正確に言うと「自由になるリスクを背負い込むよりも、拘束されても安定していた方が良い」といったトコであろうか。毎日何時間も満員電車に詰め込まれる&家畜の様に会社にこき使われても文句一つ言わないのは、大会社にいる安定や保証された収入の方が価値があると判断されているからなのである。そんな国民性においては「圧倒的な自由=監督者の無責任」という風に捉えられるのであろう。外国じゃ逆に「組織に拘束される安定性=無限の可能性を安定のために手放すアホ」ってなるのであろうが、まぁコレが「文化の違い」ってヤツなのである。


 でもワタクシは自由を選ぶ。元々拘束されるのが嫌い&アスペだから人に合わせるのが苦手ってのもあるが(笑)最大の理由は「自分でやって、自分で失敗して、自分で学んだ方が、他人に教わるよりも遥かに身に付く&ソコから先に発展させられるから」である。基礎ならソレで良いかも知れないが、応用まではムリだからである。何せ人間ってナマモノは一人一人が違い過ぎる→その人のポテンシャルを100%引き出す方法は、他人のソレに当て嵌まらないからである。でもって、自分を100%引き出せなきゃ、どんな勝負にも勝てっこない。よーするに「自分でやるのが好き」というよりも「自分でやらなきゃ勝てない」からなのである。さて、コレ以上は話がグダグダになる一方なので(爆)ゲームに戻るとする今日この頃であった。