柳の下にいるのは応挙の絵なのかもしれなくってよ?

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/30/9316.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/30/news080.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/solution/news/20050930org00m300150000c.html
のまネコ関連のお話よ。
まぁ色々ありすぎてあたくしなにから着手したらいいのか…って感じなんですけれども。
見苦しいを通り越して見れない言い訳の数々に、彼らの「真摯なまでのお金への執着」を感じずにはいられないわ。
あとは…そうねぇ。「いかにしてユーザに嘘をついて自らの利益を増加させるか」っていうのが社風になっている感じね。流石はCCCDを率先してお使いになってらっしゃる会社だわ。一味も二味も違うわね*1
取り合えず、彼らが頑張っている「(主にネットで)多くの人たちが望んでいる"アスキーアートを商標登録する"という暴挙」を「出願した"のまネコ"の商標登録」に上手に誘導なさっているその手腕は…ネットが普及していなければ、あるいはほめられる手法だったのかもしれないわ。
もちろんここで「本来取り下げるべきなのは 米酒の商標登録だよねぇ」とかって突っ込みはしちゃいけないわ?*2
ま、「いわゆる「のまネコ」問題についての当グループの考え方」( http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050930info.htm )を見ている限りろくな会社じゃないわね。あの文体が何を意図していたにせよ、だわ。


それにしても…こんな会社が日本の音楽業界の上のほうには知っているのを嘆くべきか。それとも上のほうで走れているからこんな暴挙に出てしまうのか。
実るほどに頭を垂れるくらいの品のよさがあってもいいと思うんですけれども、どんなもんなのかしらね?*3


追記よ。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/10/03/9329.html
あらあら。流石にこれだけの世論的圧力がかかると「引いたほうがまだしも分がある」って思ったのかしら?
図形商標「米酒」(商標出願2005-69972)を取り下げるらしいわね。
筋トレならあげて下げれば筋力が付くんですけれども。こんなものをあげて下げても、付くのは悪評くらいなものよ?

*1:さしずめエグミと刺激臭って感じかしら?

*2:でも、この話をニュースではまったく取り上げていないあたりが「微妙に圧力がかかっている」感じよねぇ

*3:もちろん「実はぜんぜん実ってないっていうか枯れそうなくらいヤバイから頭なんて垂れてられっかい!!」って可能性も否定はしないわ

特許で暴挙。もしかして マネ下?

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/30/9311.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050930/221992/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/30/news058.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/30/news084.html
ジャストシステムさんと松下電器産業様との、いわゆる「一太郎アイコン問題」のお話よ。
そうねぇ。まず、松下電器産業様の


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/30/news084.html より
当社は創業以来、知的財産を尊重する会社であり、当社の知財も第三者知財も尊重されるべきとの一貫した方針を堅持している
というのはとても大切で素敵な発言だと思うの。
もちろん、一部では松下電器とかパナソニックとかそのあたりが「常に二番煎じじゃん」とか「知的財産? 恥的の間違いじゃね?」とか「知的財産を侵害する会社だろ?」とかひどいことをたくさん言われているわ。
でも、きっと彼らは今流行の「周囲の商品にインスパイアされた」だけなのよ?
そのあたりを間違えちゃいけないわ*1


で、まぁ。一応こういうときって原点をチェックするのが妥当ってモンじゃなくってかしら?
ってなわけで、ちょっと前の判決文をネットで見つけてみたの。
◆H16. 8.31 東京地裁 平成15(ワ)18830等 特許権 民事訴訟事件
http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/Listview01/BD8ABD057306E75449256F6900327386/
取り合えず各自読んでみて頂戴。
で、読んだ後は…「いまさらまだ愚かな特許で不当に利益をむさぼろうとする馬鹿がいるんだぁ」って感じで懐古していただければ、って思うの。
っていうか、そろそろ本当にそういうのって「昔はあったよねぇ」で片付くようにならないかしら?

*1:「パクリと何が違うん?」って疑問はNGワードよ?

根っこって大切なものよ?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20051002/222023/
システム障害への対策関連のお話よ。


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20051002/222023/ より
システム障害の経験を生かして未然防止を目指そう
まぁタイトルは素晴らしいんですけれども。
ほんの少しだけ突っ込ませていただいてよろしいかしら?*1


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20051002/222023/ より
「表面的な原因や直接的な原因だけでなく,根本的な原因を突き詰め,背景となる外的要因や間接要因まで洗い出し,人の心に踏み込んで対策を打たないと,障害は減らない」
…書かなきゃわかんないことなのかしら?
そうねぇ。イベント運営とか「も」大好きな友人が面白い発言をしていたわ。
イベントが無事に終わったってのは当然で、そこをもって「問題がない」などといっては無能を晒しているようなものです。
もしイベントでトラブルがあったとすると。1つのトラブルの背後には100の「トラブルの種」があり、その後ろには一万の「トラブルになるかもしれない欠片」があります。
我々がすることは「トラブルの種」をつぶし、「トラブルになるかもしれない欠片」を察知して対策を練ることです。間違っても「トラブルが起きてから対応」じゃないんです。
まったく同じことがシステムにも言えるんじゃなくってかしら?


*1:やだわぁハシタナイ(笑